若者のSDGs参画へ…18歳以下クラウドファンディングで中学生タッグ
クリスタルロードは運営する18歳以下専用クラウドファンディング「Crystalroad」において、SDGsを活用した課題発見プロセスの開発に取り組む中高生団体「Sustainable Game」との提携を発表。ともに中学生が代表を務める2団体がタッグを組み、若者のSDGs参画を推進する。
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クリスタルロードは、年齢やお金を理由に「今」をあきらめなくていい社会を作ることをビジョンに掲げ、世の中の常識・固定観念を変えることミッションに2018年12月に設立。中学生の加藤路瑛さんが取締役社長、母親の加藤咲都美さんが代表取締役という親子起業というスタイルで、18歳以下専用クラウドファンディング「Crystalroad」や、小中高生のための職業探究Webメディア「TANQ-JOB」などを運営している。
一方、SustainableGame(サステナブルゲーム)は2019年5月に発足し、現在11名の中高生で活動を行う団体。団体名には「すべての人が『誰1人取り残さない世界を作るゲームのプレイヤー』として、これからの社会を変えていこう」という意味が込められており、SDGsを活用した課題発見ゲームの開発・実装や「Z世代のためのプレゼンコンテスト」などのコンテンツの開発と実施、Facebook上のオンラインコミュニティー「SDGs NetworkU-18」の運営などを行なっている。代表を務めるのは中学3年生の山口由人さん。
SDGs(Sustainable Development Goals「持続可能な開発のための目標」)は、2015年9月の国連サミットで採択された国際目標。2030年までに世界が達成すべき17の目標と合計169のターゲットから構成され、地球上の誰1人として取り残さない世界を目指している。クリスタルロードとSustainableGameは、SDGsがゴールを迎える2030年には現在の中高生が20代となり社会の課題解決を担う年代になっていることから、SDGsの目標達成には若い世代の参画が重要と考え、このたびタッグを組むことを決定した。
提携により、18歳以下専用クラウドファンディング「Crystalroad」のプロジェクトにSDGsの視点を取り入れ、若い世代にSDGsを知ってもらい、若い世代によるSDGsを意識したプロジェクト起案のきかっけになることを目指す。具体的には、β版としてテスト公開をしている「Crystalroad」に掲載されるプロジェクトをSDGsの17の目標に沿って分類。分類は、Sustainable Gameが担当する。また、SDGsの取組みに興味がある企業や団体を増やしながら、社会課題に取り組む若い世代と企業を繋ぎ、資金面、人材面などの援助体制の構築を推進したいとしている。
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