【大学受験】Z会、試行調査から読み解く大学入学共通テスト英語編を公開

 Z会「ミライ研究室」は2019年10月25日、「試行調査から読み解く大学入学共通テスト~英語編_2019.10」を掲載した。大学入学共通テストの試行調査(プレテスト)の英語について、Z会通信教育 高1・高2生向けコース英語担当者が解説している。

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Z会「ミライ研究室」は、「試行調査から読み解く大学入学共通テスト~英語編_2019.10」を掲載
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 Z会「ミライ研究室」は2019年10月25日、「試行調査から読み解く大学入学共通テスト~英語編_2019.10」を掲載した。大学入学共通テストの試行調査(プレテスト)の英語について、Z会通信教育 高1・高2生向けコース英語担当者が解説している。

 「ミライ研究室」によると、大学共通テストの英語では、リーディングとリスニングの2技能の力を集中して問う姿勢が打ち出されている。加えて、全教科にわたる傾向として、知識そのものの定着よりも、知識を運用する力、思考力、判断力を問う問題が出題されていることもポイントだという。

 リーディングでは、今まで以上に実社会で必要となる読解力が問われるようになる。総語数が増加することが予想されるため、スピーディーに読む練習をする必要があるという。そのため、要点をつかんで読むなど、英文内の場面設定に応じた読み方の習得が鍵になる。

 リスニングでは、読みあげが1回だけの問題や、アメリカ英語以外の音声も含まれるようになる。音声の部分的な理解を問うだけではない問題が多く出題され、文字・音声ともに情報量が多い問題もあるため、素早く情報を処理する練習が必要になるという。

 「試行調査から読み解く大学入学共通テスト~英語編_2019.10」では、リーディングとリスニングについて、試行調査で出された問題を例にあげて解説している。詳細はWebサイトで読むことができる。

 なお、文部科学大臣が2019年11月1日、2021年度以降の大学入試において「英語成績提供システム」を使用した英語資格・検定試験の実施を見送ると発表したことを受け、今後、最新の情報を「ミライ研究室」に掲載していくとしている。

《外岡紘代》

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