慶應義塾45年連続トップ…公認会計士試験合格者

 慶應義塾大学は2020年1月15日、2019年の公認会計士試験における大学別合格者数で第1位になったことを公表した。1975年から続いてきた大学別合格者数首位の記録をさらに伸ばし、45年連続となった。

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 慶應義塾大学は2020年1月15日、2019年の公認会計士試験における大学別合格者数で第1位になったことを公表した。1975年から続いてきた大学別合格者数首位の記録をさらに伸ばし、45年連続となった。

 公認会計士・監査審査会は2019年11月15日、公認会計士試験の合格発表を行った。合格者数は1,337人、合格率は10.7%。合格者数は4年連続で増加した。合格者の平均年齢は25.2歳、最高年齢は62歳、最低年齢は18歳。合格者の職業は「学生」および「専修学校・各種学校受講生」が921人(構成比68.9%)、「会社員」は83人(構成比6.2%)など。

 慶應義塾大学出身者で構成される公認会計士三田会の調べによると、慶應義塾大学出身者の合格者数は183人で前年の144人から39人増加した。1975年から続いてきた大学別合格者数首位の記録をさらに伸ばし、45年連続でトップを走る。

 慶應義塾大学は、1980年に公認会計士や税理士の資格取得を目指す学生に向けて、商学部内に会計研究室を設置。ガイダンス、講演会、監査法人見学会など、種々の啓蒙的なイベントを企画・実施し、学部・学年を問わず、広く門戸を開いたサポートを行っている。

 中央大学は、2019年の公認会計士試験の合格者は71人。同大学の経理研究所では公認会計士や簿記の資格取得を目指す学生向けの各種講座を開講している。受講生からの合格者は56人、そのうち、現役合格者は25人で現役合格率は44.6%となった。

《田中志実》

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