ICT日米教員交流プログラム、参加者15名募集…4/20締切

 日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)は2020年2月18日正午より、中学校や高校の現職教員を対象に「ICT日米教員交流プログラム」の参加者を募集する。2020年8月に約1週間訪米し、米国教員と教育交流を図る。応募締切は4月20日。

教育イベント 先生
2019年の参加者(ハワイ島にて)
2019年の参加者(ハワイ島にて) 全 3 枚 拡大写真
 日米教育委員会(フルブライト・ジャパン)は2020年2月18日正午より、中学校や高校の現職教員を対象に「ICT日米教員交流プログラム」の参加者を募集する。2020年8月に約1週間訪米し、米国教員と教育交流を図る。応募締切は4月20日。

 「ICT日米教員交流プログラム」は、日米両政府で資金を分担し、日米教育委員会が主催、Institute of International Education(IIE)が運営パートナーとして実施。参加者自身が取り組み、共同で大きなアウトプットを求められる参加型プログラムとなっており、「ICTを活用し“宇宙と地球”を使った授業づくり」をテーマとして、日米間で教員の相互交流、意見交換、共同研究を行うことにより、日米の教育交流を図ることを目的としている。

 対象は、日米の中学校や高校でICTを学校教育現場で導入している、または導入する具体的な予定を持ち、日米間で交流を推進する意欲のある現職教員。日本側からは15名を募集する。

 日本側参加教員は2020年8月2日から9日の日程で訪米し、米国側の教員15名と5日間の会議に参加。学びの場におけるICTの役割と可能性、21世紀型コンピテンシー、教育から見た日米交流などについての講義・ワークショップ、学校・関連施設の訪問を実施予定。両国の参加教員は、全日程を通じて学びと交流を深め、最終日に「宇宙と地球」を題材にICTを活用した交流授業(共同プロジェクト)を立ち上げる。プログラム終了後には報告書の提出が義務付けられている。

 プログラム参加にあたり、日米往復旅費、宿泊費、海外旅行保険、自宅最寄り新幹線駅もしくは空港から往路・復路で利用する羽田空港までの往復交通費、食費(一部を除く)およびプログラムに関わる雑費は、主催者側が負担する。

 応募締切は4月20日。参加希望教員は、日米教育委員会Webサイトにて応募要件を確認のうえ、登録フォームに必要事項を入力して応募する。書類審査通過者には、5月31日にオンライン面接(スカイプ)を実施する。

◆ICT日米教員交流プログラム
応募期間:2020年2月18日(火)正午~4月20日(月)
応募方法:日米教育委員会Webサイトの登録フォームに必要事項を入力して応募する
募集人数:15名
応募要件:
・日本国籍を有している者
・中学校もしくは高等学校の免許を所持し、応募時点において学校教育法に定める中学校、義務教育学校(後期課程)、高等学校、中等教育学校、特別支援学校(中学部・高等部)、都道府県・各市町村教育委員会に勤務する正規教員もしくは専任教諭
※5年以上の教員経験がある者が望ましい
・教諭をはじめ、主任教諭、主幹教諭、指導教諭といった職層にあって年間を通じて授業を持っている者、教育委員会で指導主事、社会教育主事として中学校もしくは高等学校を対象に従事している者
・学校長もしくは教育長からの推薦状が得られる者
・プログラム参加準備期間から参加中ならびに参加後も積極的に日米相互交流を深める活動に取り組む姿勢を持つ者
・心身ともに健康で団体の一員としてプログラム全期間に参加可能な者
プログラム実施期間:2020年8月2日(日)~9日(日)
参加費:日米往復旅費、宿泊費、海外旅行保険、自宅最寄り新幹線駅もしくは空港から往路・復路で利用する羽田空港までの往復交通費、食費(一部を除く)およびプログラムに関わる雑費は主催者負担

《桑田あや》

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