楽天モバイル、全国の学校にGIGAスクール支援の無償プラン

 楽天モバイルは2020年3月30日、「GIGAスクール構想支援プラン」を発表した。文部科学省が提唱する「GIGAスクール構想」に対応しており、対象は全国の国公私立の小学校、中学校、高等学校など。申込期間は4月28日まで。

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左から千葉県千葉市市長の熊谷俊人氏、楽天モバイル代表取締役社長の山田善久氏
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 楽天モバイルは2020年3月30日、「GIGAスクール構想支援プラン」を発表した。文部科学省が提唱する「GIGAスクール構想」に対応しており、対象は全国の国公私立の小学校、中学校、高等学校など。申込期間は4月28日まで。

 文部科学省は2019年12月、児童生徒向けに1人1台の学習用端末と、校内における高速大容量の通信ネットワークを一体的に整備する「GIGAスクール構想」を発表している。楽天モバイルはこれに賛同し、文部科学省と協議のうえ、2020年3月30日に「GIGAスクール構想支援プラン」を発表した。

 「GIGAスクール構想支援プラン」は、楽天モバイルの基地局を学校の敷地内に設置した場合、学校までの光回線を原則として無償で提供し、校内通信ネットワークのために活用するもの。

 プランの対象となるのは、GIGAスクール構想の対象となる全国の国公私立の小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、高等専門学校を設置する地方公共団体および学校法人。メールで窓口に問い合わせると、プランの概要資料と申込書が送付される。申込みは4月28日まで。

 これに先駆け、楽天モバイルは第一弾として千葉県千葉市と「GIGAスクール構想支援プラン」提供に関する協定書を締結。千葉市内の各学校における通信ネットワークの環境整備や、将来的には5Gを生かした先進的な教育環境の実現に向けて支援することを決めている。

 楽天モバイルでは「GIGAスクール構想支援プラン」により、高速な校内通信ネットワークの構築や、将来的には5Gを生かした先進的な教育環境の提供などへの一助となることを見込んでいる。また、楽天モバイルの基地局を各学校に設置することにより、地域住民の通信環境の向上だけでなく、災害など緊急時にもつながりやすい通信環境の実現を目指している。

◆GIGAスクール構想支援プラン
申込期間:2020年3月30日(月)~4月28日(火)
※申込期間終了後も受付を再開する場合あり
対象:全国の国公私立の小学校、中学校、義務教育学校、高等学校、中等教育学校、特別支援学校、高等専門学校を設置する地方公共団体および学校法人

《木元さくら》

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