【大学受験2021】早稲田大コロナ対応、一部学部で合格発表日変更

 早稲田大学は2020年10月12日、2021年度入試における新型コロナウイルス感染症対応について公表した。一部学部で合格者発表日変更するほか、共通テストを特例追試験で受験した人の合格者発表日を追加した。

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2021年度入試における新型コロナウイルス感染症対応について
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 早稲田大学は2020年10月12日、2021年度入試における新型コロナウイルス感染症対応について公表した。一部学部で合格者発表日変更するほか、共通テストを特例追試験で受験した人の合格者発表日を追加した。

 早稲田大学はWebサイトで一般選抜・共通テスト利用入試について、「出題範囲の取り扱い」「一般選抜における新型コロナウイルス感染症に対応するための『特例措置』」「大学入学共通テストの日程複数化、特例追試験の設定への対応」を掲載。出題範囲の取り扱いについては、すでに公開済みの内容から変更はない。

 一般選抜における新型コロナウイルス感染症に対応するための「特例措置」については、新型コロナウイルス感染症に罹患された人などを対象に、追試験として「特例措置」の受験機会を設ける。「特例措置」は全学部において、大学入学共通テストの成績により合否判定を行うものとし、早稲田大学への来場は不要とする。「特例措置」の対象者、必要な大学入学共通テストの教科・科目等についてはWebサイトで確認できる。

 また、大学入学共通テストの日程複数化、特例追試験の設定への対応として、一部学部で合格者発表日を変更するほか、共通テストを特例追試験で受験した人のための合格者発表日を追加する。政治経済学部は、共通テスト利用入試(共通テストのみ方式)の合格発表を2月8日から2月15日に変更。共通テストの特例追試験受験者の合格発表は2月28日。法学部の一般選抜の合格発表は2月22日から2月24日変更。共通テスト利用入試(共通テストのみ方式)の合格発表は2月6日から2月13日に変更。共通テストの特例追試験受験者の合格発表は2月24日。

 社会科学部は、共通テスト利用入試(共通テストのみ方式)の合格発表が2月6日から2月13日に変更。共通テストの特例追試験受験者の合格発表は3月13日。国際教養学部の一般選抜の合格発表は2月21日に変更はなく、共通テストの特例追試験受験者の合格発表は3月6日となっている。

 文化構想学部の一般選抜・一般選抜(共通テスト利用方式)の合格発表は2月20日に変更はなく、共通テストの特例追試験受験者の合格発表は2月26日。人間科学部の一般選抜(共通テスト+数学選抜方式)と共通テスト利用入試(共通テストのみ方式)の合格発表は、2月15日から2月17日に変更。共通テストの特例追試験受験者の合格発表は2月27日。

 スポーツ科学部の共通テスト利用入試(共通テストのみ方式)・共通テスト利用入試(共通テスト+競技歴方式の合格発表は、2月16日に変更はなく、共通テストの特例追試験受験者の合格発表は3月3日となっている。

 合格発表の日程変更に伴い、入学手続き日程も変更している。記載のない学部においては、合格者発表日の変更はない。なお、全学部において試験日に変更はない。また、英語4技能テスト(自宅受験版)の取り扱いについては、一般選抜において英語4技能テスト(自宅受験版)のスコアを利用する場合、TOEFL iBT Special Home Editionは利用可能。IELTS Indicatorは利用不可となっている。2021年度一般選抜の入試要項は11月上旬ごろに公表予定。

《田中志実》

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