国際アニメ映画祭で8冠の映画「Away」日本公開へ

ラトビアの新進クリエイターであるギンツ・ジルバロディスがたった一人で作り上げた長編アニメ映画『Away』が、2020年12月11日より日本公開となることがわかった。

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『Away』ポスター(C)2019 DREAM WELL STUDIO. All Rights Reserved.
『Away』ポスター(C)2019 DREAM WELL STUDIO. All Rights Reserved. 全 2 枚 拡大写真
ラトビアの新進クリエイターであるギンツ・ジルバロディスがたった一人で作り上げた長編アニメ映画『Away』が、2020年12月11日より日本公開となることがわかった。
あわせてポスタービジュアルと予告映像、製作・監督・編集・音楽の全てを手掛けたジルバロディスからのコメントが到着した。

『Away』は、飛行機事故で島に不時着した少年が様々な土地をオートバイで駆け抜ける、美しい冒険の旅を見事な映像で綴るロードムービー。全編にセリフがなく、哲学的なメタファーによって監督の個人的な思いが込められた世界観が魅力の長編アニメ映画だ。

ラトビアの新進クリエイター、ギンツ・ジルバロディスが3年半を費やしたった一人で作り上げた本作は、世界最高の権威と最大級の規模を誇るアニメーションの国際映画祭「アヌシー国際映画祭」において、2019年に新設された実験性・革新性のある長編作品を対象とするコントルシャン賞で初代グランプリを受賞。
これを皮切りに世界中の映画祭で8冠を達成し、「第92回アカデミー賞」では長編アニメーション部門の最終候補入り、「第47回アニー賞」ではベストミュージック部門にノミネートと、世界中の国際映画祭を席巻してきた。


このたびの日本公開にあわせてお披露目となったポスターと予告編は、少年の行く先に何があるのか想像を掻き立てるような仕上がり。
日本のアニメーションにも幼少期から触れ影響を受けてきたという、“ヨーロッパの新星”の渾身の長編デビュー作に注目だ。

長編アニメ映画『Away』は2020年12月11日より、新宿武蔵野館ほか全国で順次公開される。

<以下、コメント全文掲載>


【ギンツ・ジルバロディス】


「Away」は私にとって非常に個人的な映画なので、世界中の観客に本作が届けられたことを知って、私はとても恐縮しつつ興奮しています。
私に多大な刺激を与えてくれた場所、ここ日本で公開されることを本当にうれしく思っています。

長編アニメ映画『Away』
12月11日(金)新宿武蔵野館ほか全国順次公開
【近畿】テアトル梅田 2021年1月公開/出町座 近日公開
【中部】名古屋シネマテーク 近日公開
<受賞歴>
・アヌシー国際アニメーション映画祭 コントルシャン賞
・ストラスブール・ヨーロッパ・ファンタスティック映画祭 インターナショナル・アニメーション・コンペティション部門 作品賞
・アニメスト 作品賞
・新千歳空港国際アニメーション映画祭 審査員特別賞
・ラトビア国立映画祭 最優秀アニメ映画賞 国際映画批評家連盟賞
・アニマ・ムンディ国際アニメーション映画祭 最優秀子供向け作品
・ヴァルナ映画祭 スペシャル・メンション
・シネシナ映画祭 特別芸術貢献賞
2019年/ラトビア/カラー/原題:Away/シネマスコープ/81分/5.1ch
※本作にはセリフがありません
後援:駐日ラトビア共和国大使館
配給:キングレコード
配給協力:エスピーオー

(C)2019 DREAM WELL STUDIO. All Rights Reserved.

国際アニメ映画祭で8冠! ラトビアの新進クリエイターが一人で作り上げた映画「Away」日本公開へ

《仲瀬 コウタロウ》

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