「子どもの医学部受験」に関する調査は、子どもが医学部進学をした親を対象に実施し、1,026人からの回答を得た。調査期間は2020年12月9日~12月10日。
通っていた小学校は「公立小学校」71.4%、「私立小学校」28.6%。公立小学校に通っていた理由は、「学区内であるため」64.3%、「家から通いやすかったため」13.8%、「兄・姉が通学していたため」7.8%など。一方、私立小学校に通っていた理由は、「一貫校に進学するため」32.8%、「その頃から医学部受験を目指していたため」22.5%、「学区内であるため」13.0などが続いた。
医学部に何回受けて合格したか聞いたところ、「現役合格」が63.2%ともっとも多く、「浪人1年目で合格」27.0%、「浪人2年目以降に合格」9.8%が続いた。現役合格者が受験勉強対策を始めた時期は、「小学生から」が21.2%ともっとも多く、ついで「高校1年生から」18.7%、「中学1年生から」17.0%など。9.8%は「小学校入学前から」始めていた。
医学部受験対策はいつから始めるべきか聞いたところ、「小学生から」が23.6%ともっとも多く、「中学1年生から」23.2%、「高校1年生から」20.4%、「小学校入学前から」11.1%などが続いた。具体的には、「対策は早ければ早いほどいい」(40代/男性/大阪府)、「小さい時に基礎学習をしっかりとしておくことが大切である」(50代/男性/兵庫県)といったアドバイスが寄せられた。