東大現役合格、2割が幼・小学生から受験対策

 アイキューは2021年1月20日、東京大学の卒業生を対象に「東大受験」に関する調査結果を公表した。現役合格した人の約2割が幼稚園~小学生のうちから受験対策を始めていたことがわかった。

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東大には現役・浪人のどちらで入学したか
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 アイキューは2021年1月20日、東京大学の卒業生を対象に「東大受験」に関する調査結果を公表した。現役合格した人の約2割が幼稚園~小学生のうちから受験対策を始めていたことがわかった。

 調査を実施したのは、未来の理系AI人材育成塾「AiQ(アイキュー)」を運営するアイキュー。東京大学(東大)の卒業生1,113人を対象に、インターネットを利用して1月12日~1月13日に行い、東大合格への秘訣を、卒業生から探った。

 東大には現役・浪人のどちらで入学したかと聞いたところ、「現役合格」は69.5%、「浪人」は30.5%。現役合格と浪人で受験勉強の方法や意識の違いなどを比較した。いつから東大入学を目指したかについては、現役合格が「高校生のとき(38.5%)」がもっとも多く、ついで「中学生のとき(28.7%)」「小学生のとき(19.0%)」「幼稚園生のとき(12.8%)」と続いた。浪人して合格した人は、「高校生のとき(43.1%)」がもっとも多く、ついで「中学生のとき(34.8%)」「小学生のとき(12.1%)」「浪人生以降(8.9%)」となった。

 東大への受験対策の開始時期は、現役合格が「高校1年生から(19.5%)」がもっとも多く、ついで「中学1年生から(14.6%)」「高校2年生から(13.8%)」「小学生から(11.0%)」「小学校入学前から始めていた(10.5%)」と続いた。浪人して合格した人は、「高校1年生から(22.1%)」がもっとも多く、ついで「高校2年生から(15.0%)」「中学1年生から(14.2%)」「高校3年生から(11.2%)」「中学3年生から(10.9%)」と続いた。対策時期はどちらも高校1年生からが多いが、現役合格した約2割は幼稚園~小学生のうちから受験対策を始めていたことがわかった。

 現役合格した人に「東大受験までに経験した受験」を聞くと、「高校受験(45.7%)」がもっとも多く、ついで「中学校受験(25.7%)」「小学校受験(11.9%)」「幼稚園受験(10.1%)」となった。浪人して合格した人は「高校受験(58.7%)」がもっとも多く、ついで「中学校受験(30.7%)」「小学校受験(5.9%)」「受験していない(4.1%)」。現役合格者のほうが、幼稚園受験や小学校受験を経験した人が多かった。

 そのほか、思考を使った特徴的な問題や科目数も多いことから、早めに対策すべき教科を上位3つまで聞いた。「数学I・数学A(47.2%)」がもっとも多く、ついで「数学II・数学B、簿記・会計、情報関係基礎(41.4%)」「外国語(40.5%)」と続き、理系の科目を早めに対策すべきと考える人が多かった。

 東大を受験するにあたり、やっておいたほうが良かったことは、「小学校くらいからしっかり勉強すべき」「適切な指導者の元での学習」「幼稚園時の学習環境」など。また、東大を卒業して良かったことは、「すごいな、かなわないなと思う友人や教員に出会えたこと」「社会人になってからの選択肢が増えた」「広く良い教養を学べたこと、良い教授陣、良いクラスメートに出会えた」などの声があった。

《田中志実》

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