任天堂、宇治小倉工場跡地に資料館2023年度完成予定

 任天堂は2021年6月2日、任天堂宇治小倉工場跡地および建屋を「任天堂資料館(仮称)」として利用することが決定したと発表した。資料館では、過去に任天堂が発売した商品を展示する。2023年度(2024年3月期)の完成を予定しているという。

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「任天堂資料館(仮称)」 完成イメージ図
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 任天堂は2021年6月2日、任天堂宇治小倉工場跡地および建屋を「任天堂資料館(仮称)」として利用することが決定したと発表した。資料館では、過去に任天堂が発売した商品を展示する。2023年度(2024年3月期)の完成を予定しているという。

 任天堂は以前より、任天堂のものづくりに対する考えを広く理解してもらうために、過去に発売した商品を展示する資料館施設の設置を検討していた。今回、近鉄小倉駅周辺の活性化を図る宇治市の意向を受けて、宇治小倉工場を資料館施設としてリノベーションすることになった。

 任天堂宇治小倉工場は、1969年に宇治工場として建設され、その後、現在の宇治工場(京都府宇治市槙島町)の建設と増改築に伴い、1988年に「宇治小倉工場」へ改称。宇治小倉工場では、おもにトランプ・花札の製造や、サービスセンターとしてゲーム機の修理業務を行っていたが、2016年11月にそれらの業務を宇治工場に移管したため、用地および建屋利用を検討していた。

 「任天堂資料館(仮称)」では、過去に任天堂が発売した商品を展示。展示と体験を行う観光施設としての集客を目指し、2023年度(2024年3月期)の完成を予定しているという。

《外岡紘代》

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