これからの時代を生きる子供たちに必要なスキルを我が子に身に付けさせるために、家庭で何ができるのだろうか。子供が自由に使えるPCの価値は高そうだ。ASUS(エイスース)から発売された頑丈で液晶ディスプレイが360度回転するフリップ型PC「ASUS B1100FKA」の使用感と併せて、松田孝先生に話を聞いた。
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松田孝先生
ICT先進校として有名な小金井市立前原小学校で校長を務め、ICT化やプログラミング教育を先導したのち「MAZDA Incredible Lab」を設立。AIリコメンドコンテンツ「Shuffle.(シャッフル・テン)」を教育機関等に提供するなど「ICTで学びの変革を」をテーマに子供たちの学びを支援している。「学校を変えた最強のプログラミング教育」「くもんのプログラミングワーク」「学校・家庭で体験ぜんぶIchigoJam BASIC! プログラミングでSTEAMな学びBOOK」などプログラミング教育関連の著書も多い。
ICT先進校として有名な小金井市立前原小学校で校長を務め、ICT化やプログラミング教育を先導したのち「MAZDA Incredible Lab」を設立。AIリコメンドコンテンツ「Shuffle.(シャッフル・テン)」を教育機関等に提供するなど「ICTで学びの変革を」をテーマに子供たちの学びを支援している。「学校を変えた最強のプログラミング教育」「くもんのプログラミングワーク」「学校・家庭で体験ぜんぶIchigoJam BASIC! プログラミングでSTEAMな学びBOOK」などプログラミング教育関連の著書も多い。
頑丈で低価格、小学校低学年から使いやすい
「ASUS B1100FKA」の特長
ASUS B1100FKA(B1100FKA-BP0402RA)は、11.6型の液晶ディスプレイが360度回転し、ノートパソコンスタイル、タブレットスタイル、スタンドスタイル、テントスタイルなどさまざまな学習スタイルに適応できるWindows PCで、インカメラ+アウトカメラ、収納可能で最大4,096段の筆圧検知が可能なスタイラスペン(ASUS Pen)を標準装備している。
さらに、下記のような特長があり、小さいお子さんにも安心して使わせることができる。
●約120cmからの落下に耐え得る堅牢性
●最大330ccの液体に耐え得る防滴キーボード
●充電やネット接続状況がひと目でわかる背面のLEDインジケーター
●抗菌処理で保護されたキーボード、タッチパッド、パームレスト
●最大10時間の長時間バッテリー駆動
ASUS B1100FKAおよび学習用PCオフィシャルサイト

ASUSあんしん保証
ASUSでは、製品を購入してから30日以内にMyASUSにてユーザー登録をすれば、1年間、通常のメーカー保証では対象とならない水没や落下による破損、落雷、火災、さらにコンピュータウィルスによる感染など、故障原因に関わらず部品代金の20%で修理する「ASUSあんしん保証」を提供している。さらにオプションで購入できる1年間のメーカー保証を3年間に延長し、すべての修理を年1回まで、計3回無料で受けられるというASUS独自の延長保証「ASUSあんしん保証プレミアム」も用意している。
キーボード付きのPCが良い理由
学校で配布された学習者用端末に限らず、タブレット、スマートフォン、ゲーム機など、子供たちは日常的にデジタル機器に接している。松田先生は「子供にとってキーボード入力をメインとしない端末は、ゲームをやったり簡単に調べ物をしたりするのに有効な、スマホやゲーム機に近い存在なのではないだろうか」としたうえで、「キーボード入力を基本とするノートパソコンは、子供たちにとってゲーム機の延長ではないコンピュータの世界への入り口で、未来を生きる子供たちに必要なクリエイティビティを身に付ける構えに、意識を変えるきっかけとなるのではないかと強く思っています」と語る。
「そういう意味で、ASUS B1100FKAのように入力しやすいキーボードが一体化しているPCを家庭でも使うのはとても良いですね。いずれはハイスペックなPCに移行するとしても、導入として、低価格で頑丈なPCを安心して家庭で使ってみたら良いと思います」と説明する。
また、松田先生は最大4,096段の筆圧検知が可能なスタイラスペンにも注目する。「ASUS B1100FKAのもうひとつの良さはスタイラスペンが内蔵されていること。子供たちは結構ペンを使います。手の巧緻性はとても大事なので、それができることはとても良いと思います」と言う。
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「ASUS B1100FKA」の特長のひとつが、背面から充電やネット接続状況がひと目でわかるLEDインジケーターにある。特に学校では先生が子供たちの端末の状況を確認しやすい便利な機能であるが、「バッテリー残量は特に気になるところです。それがわかりやすいのは良いですね」と話してくれた。

テキストプログラミングの勧め
2020年度から小学校でプログラミングが必修化されたことから、保護者の注目度も高く、さまざまなプログラミング教材が登場している。そして、2022年度からは高等学校でプログラミングやデータ活用などを学ぶ「情報I」が必修となり、2025年度(2025年1月実施)の大学入学共通テストからは、新教科として「情報」が加わることが発表されている。これは、ITやSTEM系人材を輩出したいという国の考えでもあるわけだが、「その意味でも、小学生のころからテキストプログラミングをやっておくことは、お子さんの将来のキャリアを保証してあげるためには絶対に良いです」と松田先生は強く勧める。
そこで家庭で手軽に始められるプログラミングとして「IchigoJam web」を推薦してくれた。「IchigoJam web」は、プログラミング言語「IchigoJam BASIC」のプログラミングを気軽に体験できる無料サービス。「IchigoJam BASIC」は子供パソコン「IchigoJam」で動作するプログラミング言語だが、IchigoJam発明者の福野泰介氏が、インターネットに接続できる環境があればOSを問わず利用できるものとして、無料で公開している。
「IchigoJam BASIC」のもととなるBASIC言語は、簡単な命令文と、行単位で実行できる教育用の入門者向けプログラミング言語。「IchigoJam BASIC」でも同様に、英数字や記号を入力することで、手軽にプログラミングを行い、トライ&エラーを繰り返すことができ、テキストプログラミングの学習に適している。

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特に小学生ではビジュアルプログラミングとよばれる、カラフルなデジタルブロックの組合せでプログラミングを学ぶことが主流だが、松田先生は「白黒で見た目は地味だけど、これが良い」と言う。「シンプルな文字ベースのプログラミングは創造力を掻き立て、さまざまな世界に“見立て”られる。物事の本質をきちんと捉えて、創造力を働かせないと“見立て”はできない。そうしたことが、クリエイティビティを育むことにつながっていくのです」
夏休みのPC活用の勧め
まもなく迎える夏休み。親子の時間を確保しやすい長期休暇だからこそできることはないだろうか。秋以降の学びに結び付く良い取組みはないだろうか。
デジタルネイティブである子供たちは配布された情報端末の操作に、大人の心配をよそに意外とすぐに慣れているようだ。そこで、PCで操作をして出てきた情報をいかに自分のものにして生かすのか、それには学校では先生、家庭では保護者の価値付けが大事になるという。「そこで、家庭でぜひやってほしいのが、保護者が見守る中で、SNSの世界を正しく理解させること。またネットモラルやセキュリティも家庭で学び、PCを使いながらこれからの世界で生きる力を育んでいけたら良いですね」と、次の取組みを紹介してくれた。
コミュニケーション手段として楽しむ
学習効果が期待されるPCであるが、「無理やり教科や学習に結び付けようとすると面白くない」「自由に表現できるメディアとして捉えて楽しむことも大事」と松田先生。
そこでお勧めなのは、家族でのコミュニケーションでの利用だという。双方に通信回線があることが前提となるが、Zoom等を使って離れて暮らす祖父母とコミュニケーションできたら、喜ばれるし、孫を介して高齢者のICTリテラシー向上という効果にも期待できそうだ。「いきなり大海に出るのではなく、家族と楽しくコミュニケーションをとるなかで、その良さや課題を、親子で感じたり話し合ったりすることが大事です。さらに、日常で気になったことを撮影して、PowerPointなどに貼って、デジタルアルバムを作ったり、それについて調べたりするだけでも、クリエイティビティを育むことに繋がります」。
小学生のお子さんの保護者は、PCを使える環境で育ってきた世代。「保護者も、お子さんと一緒にPCで楽しんだら良いのではないでしょうか。そのうえで、お子さんのしつけと同様に、情報モラルやセキュリティの教育にも家庭でも関わっていけたら理想的ですね」と話してくれた。
新聞の社説・コラムをタイピング
PCの操作にはすぐに慣れる子供たちも、テキストコミュニケーションを身に付けるのには苦労することが多い。そこで紹介してくれたのは、全国の新聞記事が読める「日本新聞協会」。地方紙のコラムでは今の時代と地方独特の文化を知ることができる。また新聞の社説やコラムは、洗練された文章が多い。「この社説やコラムを読みながらタイピングすることで、知識を深めると同時に、タイピング力や文章力を育むことができるので、家庭で取り組んでみてはいかがでしょうか。書いた人の息遣いを感じながら文章を学べるので、ぜひやってみてほしい」と勧めてくれた。
リアルな体験も重要
さらに「サイバー世界とリアルな世界はやはりちょっと違う。PCだけではなく親子でリアルな体験をすることもとても大切です。YouTubeでクッキング動画を見ながら、親子で一緒に料理を作るのもお勧めです」と付け加えた。
身に付けたいリテラシーとインテリジェンス
「これまでの時代では、人々はフィジカル空間(実世界)を生きてきた。しかし、子供たちが活躍するSociety 5.0はフィジカル空間とサイバー空間(仮想的な空間)が渾然一体となった社会」だと松田先生は説明する。「PCを活用することで、教科にとらわれず表現を楽しみ、YouTubeのようなSNSの世界を正しく理解し、ゲームだってやれば良い。これからの時代を豊かで幸せで安全に生きていくためのリテラシーとインテリジェンスを身に付けることが重要」と話してくれた。
「好奇心に応えるテクノロジーで、あらゆる人に学びの手段を。」
最後にIntelとASUSのキャンペーンメッセージ「Education Explorer/Designed for Explorers. Education for All. ー好奇心に応えるテクノロジーで、あらゆる人に学びの手段を。」について感想をたずねた。「GIGAスクールの本質を見事に言い表している言葉だなと感じます。それが具現化できたら本当に良いですね」そして「すべての子供たちに素敵な学び場が開けたら素晴らしいですね」と締めくくった。

「GIGAスクール構想」で、学校での1人1台の学習者用端末の整備は整いつつあるが、学校と家庭での学びの連続性の観点からは、まだ課題が多い状況だ。しかし子供たちは、以前にも増してPCへの興味が高まっているのではないだろうか。そうしたお子さんの興味関心を途切れさせないためにも、頑丈で低価格でお子さんに安心して使わせられる「ASUS B1100FKA」のようなパソコンが家庭で、特に夏休み期間に利用できることの価値は高い。そしてぜひ、松田先生が勧めるテキストプログラミングにも親子で挑戦していただきたい。
ASUS Storeキャンペーン
内容:期間限定5,000円OFF
期間:2021年7月30日~ 2021年8月26日注文分
※ 「ASUS B1100FKA」ストレージ128GB搭載モデルが49,800円(定価:54,800円)
「ASUS B1100FKA」スペック紹介
OS:Windows 10 Pro Education 64ビット
CPU:インテル Celeron プロセッサー N4500
メモリ:4GB
ストレージ:64GB eMMC
バッテリー:約10.7時間
重さ:約 1.4kg
無線:Wi-Fi IEEE802.11a/b/g/n/ac
LTE 通信:あり(オプション)
画面サイズ 11.6型ワイド TFTカラー液晶
10点マルチタッチ・タッチスクリーン
USB ポート
USB 3.2 Gen2 Type C(充電兼用)×1
USB 3.2 Gen1 Type A×1
USB 2.0 Type A×1
HDMI×1
キーボード:日本語入力
コンバーチブル型