警察庁によると、整備不良の自転車が絡む事故は2019年までの5年間で計879件になり、自転車に乗る際に、自転車の点検や整備は重要だ。コロナ禍で公共交通機関の代替の交通手段として自転車利用が注目される中、au損害保険では、自転車の点検に関する調査を実施した。全国の自転車利用者1000人を対象に、6月29日~7月1日の期間、インターネットによるアンケート調査を行なった。
調査結果サマリ
- 自転車に乗る前に必要な点検を全く、または、ほとんど行なっていない人…86.9%
- 自転車店で年に一度以上の定期点検を行なっていない人…89.3%
- 乗車前点検を行なっていない人のうち自転車の不調を感じたことがある人…81.8%
- そのうち故障・不具合が原因の事故またはヒヤリハットを5人に1人が経験
●自転車に乗る前に必要な点検を全く、または、ほとんど行なっていない人…86.9%
全国の自転車利用者1000人に、自転車の乗車前に、自身で自転車の点検をどのくらいの頻度でしているかを尋ねたところ、基本的な点検項目をすべて「乗車のたびに」、「数回乗車するたびに」点検していると回答した人は13.1%(131人)にとどまった。「ほとんどしない」、「全くしない」と回答した人が86.9%(869人)と、点検している人を大きく上回った。
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- ブレーキがきくか
- タイヤの空気圧は充分か
- 反射材の位置・色・角度、汚れたりしていないか
- 車体(ハンドル・サドルのぐらつきやチェーンのたるみ・サビがないか)
- ベルやブザーが鳴るか
- ライトが点灯するか
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自転車店での年に一度以上の定期点検を実施しているかどうかを尋ねたところ、「年に一度以上している」と回答した人は10.7%(107人)で、「不定期にしている」または「していない」と回答した人が89.3%(893人)だった。
一般社団法人自転車協会は、乗車のたびに自身で点検をしつつ、半年に1回以上自転車店での定期点検をすることを推奨している。
●乗車前点検を行なっていない人のうち自転車の故障・不具合を感じたことがある人…81.8%
自転車に乗る前に必要な点検を行なっていない869人に、自転車の乗車中に故障・不具合を感じたことがあるかどうかを聞いたところ、「しばしばある」6.2%(54人)、「年に数回ある」30.1%(262人)、「ほとんどない」45.5%(395人)、「全くない」18.2%(158人)となった。「全くない」を除く自転車の乗車中に故障・不具合を感じたことがある人は81.8%(711人)だった。
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上記711人に、故障・不具合が原因となる事故や事故に遭いそうになった(ヒヤリハット)経験があるかどうかを尋ねたところ、「ある」19.5%(139人)となり、約5人に1人が事故またはヒヤリハットの経験があるという結果になった。
自転車の故障・不具合が起きて困った際のシチュエーションを尋ねたところ、下記のようなエピソードが集まった。
- タイヤの空気がギリギリで漕いでいたら、ちょっとした段差でパンクしてしまい転びそうになった。(日常点検していない/点検不定期にしている)
- ブレーキの効きが悪くなっており交差点にそのまま出たことがある。幸い車はいなかったが焦った。(日常点検していない/定期点検していない)
- 走行中にチェーンが外れ、転倒しそうになった。チェーンが外れがちなのに気づいていたのに、店で直しておけばよかった。(日常点検していない/定期点検していない)
- 夜、ライトが壊れた自転車に乗ってしまい、道路で通行人と接触しそうになった。(日常点検していない/定期点検していない)