【大学受験2022】【高校受験2022】【中学受験2022】濃厚接触者のタクシー、ハイヤー、海上タクシー利用に関する相談窓口

 文部科学省は2022年1月11日、「無症状の濃厚接触者の受験者のうちタクシー、ハイヤー、海上タクシーでの移動を希望する皆様へ」を公開した。タクシー、ハイヤー、海上タクシーの利用方法や相談窓口の情報が記載されている。

教育・受験 高校生
無症状の濃厚接触者の受験者のうちタクシー、ハイヤー、海上タクシーでの移動を希望する皆様へ(一部)
無症状の濃厚接触者の受験者のうちタクシー、ハイヤー、海上タクシーでの移動を希望する皆様へ(一部) 全 3 枚 拡大写真

 文部科学省は2022年1月11日、「無症状の濃厚接触者の受験者のうちタクシー、ハイヤー、海上タクシーでの移動を希望する皆様へ」を公開した。同月8日に更新された大学入試センターの「令和4年度大学入学共通テストにおける新型コロナウイルス感染症対策等に関するQ&A」では濃厚接触者の移動手段について、条件等を満たしたタクシー、ハイヤー、海上タクシーは「公共交通機関に該当せず利用可能」としている。

 「無症状の濃厚接触者の受験者のうちタクシー、ハイヤー、海上タクシーでの移動を希望する皆様へ」では、無症状の濃厚接触者である中学・高校・大学等の入学試験の受験者に対し「PCR検査が陰性」「試験当日も無症状」「公共交通機関を利用しない」「終日、別室で受験する」という受験条件を示したうえで、タクシー、ハイヤー、海上タクシーの利用方法や相談窓口の情報が公開されている。相談窓口は、大学等の入試の場合と、中学校、高等学校等の入試の場合の2つに分かれている。

 タクシー、ハイヤー、海上タクシーについては「業界団体が策定した感染対策ガイドライン等に基づき、感染対策を講じている車両等を利用すること」「利用車両等が特定できるよう、PCR等の検査(行政検査)が陰性・無症状である濃厚接触者であることを告げたうえで、予約を行い、他の乗客と乗り合わせせずに利用すること(流しのタクシーは利用しないこと)」の2点を条件に、利用することが可能。タクシー等の運賃は受験者自身で負担すること。

 受験者自身でタクシー事業者に予約をする必要がある。できる限り余裕をもって、遅くとも試験前日の午前中までに行うようにとのこと。自身でタクシー事業者に予約をしようと相談したにもかかわらず、タクシー、ハイヤーの予約ができないなどの事情が発生した場合は、相談窓口に連絡をすれば文部科学省より国土交通省に依頼し、引き受けるタクシー会社を調整するとのこと。相談受付時間は平日のみ、9時30分から16時45分。午前中に受け付けた場合は同日中に、午後に受け付けた場合は翌営業日の午前中の調整を予定している。

なお、海上タクシーについては、タクシー、ハイヤーとは異なる取扱いとなり個別に対応するため、まず相談窓口に連絡して申し出る必要がある。

《編集部》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集