【大学受験2022】河合塾、入試難易予想ランキング表1月版【国公立理系】

 国公立大学2次試験(個別試験)の出願受付が、2022年1月24日から始まった。河合塾が1月19日に公開した「入試難易予想ランキング表」最新版によると、大学入学共通テストの得点率のボーダーラインは、国公立大の理学・工学・農学系で東京(理科一類)85%等となっている。

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入試難易予想ランキング表(国公立大)理学系
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 国公立大学2次試験(個別試験)の出願受付が、2022年1月24日から始まった。河合塾が1月19日に公開した「入試難易予想ランキング表」最新版によると、大学入学共通テストの得点率のボーダーラインは、国公立大の理学・工学・農学系で東京(理科一類)85%、工学系で京都(工-情報)85%等となっている。

 入試難易予想ランキング表は、河合塾が予想する国公立と私立の入試難易度(ボーダーライン)を学部系統別・大学所在地区別にまとめたもの。入試難易度(ボーダーライン)とは、河合塾が予想する合否の可能性が50%に分かれるライン。ボーダーラインは2022年1月現在の予想で、2021年度入試結果と、2021年度の全統模試の志望動向を参考にして設定している。

 国公立大学において、前期日程の理学系の得点率をボーダーラインでみると、東日本では東京(理科一類)が85%と最難関、ついで東京(理科二類)が84%。西日本では京都(理-理)が81%と最難関となっている。その他、東京工業(情報理工)は79%、東北(理-数学系)と東京工業(理)は76%。大阪(理-数学)(理-物理)は75%。中期・後期・別日程では、東北(理-物理系)が87%、東北(理-生物系)と筑波(生命環境-地球)が85%、北海道(理-生物-高分子機能学)が84%等となっている。

 工学系の前期日程では、東京(理科一類)と京都(工-情報)が85%で最難関。ついで東京(理科二類)と京都(工-物理工)(工-電気電子工)は84%。その他、京都(工-建築)83%、京都(工-地球工)82%、京都(工-工業化学)81%、東京工業(情報理工)79%等。中期・後期・別日程では、神戸(工-情報知能工)83%、横浜国立(都市科学-建築)(理工-機械-海洋空間のシステムデザイン)(理工-数物-数理科学)と神戸(工-建築)(工-電気電子工)は82%。

 農学系の前期日程では東京(理科一類)が85%と最難関。ついで、東京(理科二類)が84%、京都(農-食品生物科学)が80%。さらに、京都(農-資源生物科学)(農-応用生命科学)(農-食料・環境経済)が79%。北海道(獣医-共同獣医学)と京都(農-森林科学)は78%。中期・後期・別日程では、東京農工(農-共同獣医)が80%、北海道(獣医-共同獣医学)と神戸(農-食料-食料環境経済学)が79%等となっている。

 国公立大学2次試験(個別試験)の出願受付は、1月24日から始まった。出願は2月4日まで。試験は、前期日程が2月25日から、中期日程(公立大学のみ)が3月8日から、後期日程が3月12日から。全国172大学594学部において、9万8,561人を募集する。

 河合塾では、国公立大学2次試験(個別試験)の出願状況を1月26日より、Webサイトで公開する予定。

《田中志実》

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