自分にぴったりの映像授業=「教えるプロ」をいつも手元に…ヨビノリたくみ氏が語る「LAVIE Tab T12」の魅力

 スマホやタブレットを日常的に使用できるようになった今、子供たちの学びの場所は学校や塾・予備校だけに止まらない。人気教育系YouTuber・ヨビノリたくみ氏に、これからの学びの可能性とデジタル端末の活用について話を聞いた。(PR/NECパーソナルコンピュータ)

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デジタルペン収納部をほどよくグリップできる
デジタルペン収納部をほどよくグリップできる 全 11 枚 拡大写真

 日本全国の子供たちが1人1台デジタル端末を手にする時代になった。スマホやタブレットを日常的に使用できるようになった今、子供たちの学びの場所は学校や塾・予備校だけに止まらない。

 チャンネル登録者数88万人(2022年3月10日現在)を超える人気教育系YouTuber・ヨビノリたくみ氏に、これからの学びの可能性とデジタル端末の活用について話を聞いた。

大学の教養講義に失望、「ヨビノリ」動画配信のきっかけ

--公開動画の中で語られていた「大学の先生は研究のプロであって、教えるプロではない」といった言葉が印象に残っています。この言葉の背景はどのようなものでしょうか。

 この背景には、僕自身の大学時代の経験があります。入学直後、大学の授業に対して感じた印象は「難しい」「面白くない」「退屈だ」というものでした。受験のために通っていた予備校の授業がとても面白くて、大学の授業にも期待をしていただけに、入学後に感じた授業のつまらなさには非常にショックを受けました。そのショックから、大学の先生に対するリスペクトをあまり感じられなくなっていたのも事実です。

 その後、大学3・4年生になり、ゼミに所属したり、より専門的な授業を受けたり、先生の研究分野に近い内容を学んだりするようになって、初めて大学の先生を尊敬できるようになりました。そこで思ったのが「大学の先生はあくまでも研究のプロ」ということ。それ以降、研究者に魅力を感じ、僕自身も大学院に進学しました。

動画配信スタート当時を振り返るヨビノリたくみ氏

--なるほど。その時の思いが、どのようにYouTubeでの動画配信につながっていったのでしょうか。

 大学の先生は、自身が続けてきた研究が評価され、その研究でさらなる成果を出すために「大学教員」のポストに就いています。それにも関わらず、授業やその準備、試験の採点などに時間を取られ、研究もままならずにいる状況を在学中は間近で見てきました。大学1・2年生の基礎的な授業や教養科目を、研究者である大学の先生が教える必要が果たしてあるのかと疑問に思うようになったんです。

 一方、当時の僕が研究の傍らやっていた予備校講師の仕事は、まさに「教えるプロ」。その「教える」「言葉や板書を通して伝える」というノウハウを活かし、多くの悩める学生がいつでもどこでも学ぶことができるよう「大学生向けの授業動画を、プロとして配信する」という理念でYouTubeチャンネルをスタートしました。

映像授業の視聴に適した大画面、NEC「LAVIE Tab T12」

映像授業の成功を導くのは「視線」と「身だしなみ」

--子供たちも自分自身のデジタル端末を所有し、それを使って学習する現代は「『教えるプロ』を持ち歩く時代」とも言えますね。とりわけ映像授業のプロとして、心がけていることはありますか。

 対面授業で生徒を目の前にしているときは、表情などから理解度を推察し話すテンポを調整できますが、映像授業ではそうはいきません。また映像授業の収録では緊張して、ついカメラに向かってひたすら話しかけがちになりますが、出来上がった動画を見ると視線が固定され、見ている側からするとプレッシャーを感じてしまいます。

 僕が心がけているのは、カメラに向かって授業をしていると思わないようにすること。カメラの向こうに生徒がいるのを想像して授業を行うと、話し方や視線の動かし方も変わります。

 カメラの向こうに生徒がいることを意識できたら、自然に視線が散るはずです。生徒に集中させたい、注目させたい時はカメラをしっかり見て、それ以外の時はカメラ目線ではなく、斜めや手元など視線を外しています

デジタル端末の高スペック化に合わせて、4Kで撮影しているという。

--1つ目のポイントは視線ですね。他に配慮していることはありますか。

 身だしなみには気を付けています。対面授業では、先生と生徒の距離がそれほど近くないので、極端な話、寝グセのついた髪であっても、ネクタイがよれていてもあまり気になりません。

 一方、映像授業では生徒も画面をしっかり見て視聴することになりますし、全画面表示で再生しようものなら画面の大部分を先生の顔や身体が占めることになります。先日はチョークを持つ指の爪がちょっと伸びていることをコメントに書き込まれたことがあり、身につまされる思いをしました。デジタル端末のスペックもますます向上しているので、今まで以上に気を付けないといけないですね。

持ち運びやすく、学習効率が上がるタブレット活用法

--「教えるプロ」から手元で学ぶ子供たちにとっての学習ツールについて語る動画も配信していらっしゃいますね。「令和の勉強法」に欠かせないツールとして、スマホ・タブレット・ワイヤレスイヤホンの3つを挙げられていましたが、ノートPCでなく、タブレットを取り上げたのはなぜでしょうか。

 場所を問わない「令和の学び」では、携帯性と持ちやすさが鍵になります。その点、学生の方は特にタブレットがお勧めです。移動中も違和感なく使用できますし、カフェのテーブルの上でも場所を取りません。

 持ち運びやすさを優先するなら、スマホだけでも良いと思うかもしれませんが、勉強の動画を見たり、電子書籍を読んだりすることも考えると、ある程度の大きさが必要です。特に僕のように板書を見せる動画の場合は、タブレットでも11インチ以上あるほうが見やすいと思います。キーボード付属のカバーを活用すれば、軽さはそのままに、机上での学習にもそのまま使用できるので一石二鳥ですね。

「マルチウインドウ表示で映像授業を視聴×ノートアプリが最高の学習環境」と話すヨビノリたくみ氏

--タブレットでの学びの可能性や、お勧めの学習法について教えてください。

 スマホとタブレットで使用用途を切り分けて活用するのが大切です。僕自身、スマホはコミュニケーションツールやゲームアプリをはじめ、いろいろなものが詰まっています。一方、タブレットに入れるものは仕事用のアプリや数学や物理に関する電子書籍などに制限し、仕事や勉強を阻害するものを排除して、切り分けて使っています。

 そのうえでお勧めの使い方は2つあります。まず、デジタルペンを活用した電子書籍での読書。アナログの書籍だと付せんやマーカーで汚れますし、分厚い本では何冊も持ち歩くことはできません。でもデジタル端末、特にタブレットなら大きな画面で読みやすく、大量の書籍を手軽に持ち運べます。デジタルペンを使えば、ハイライトも引けて、消すことも可能で、カラー分けにも対応できます。

 もう1つは、マルチウインドウ表示での学習動画の視聴です。画面を2分割し、YouTube動画の全画面再生を左側のウインドウに固定、ノートアプリを右側に固定し、動画を視聴しながらノートも取ることができます。机上でスペースも取らず、紙のノートや教科書と行き来しなくても済むのがタブレットでの学習の良さですね。こちらもデジタルペンを使えば直感的にメモを取ったり、イラストも書けたりと幅が広がります。

国内シェアNo1のAndroidタブレット「LAVIE Tab T12」

「令和の学び」にフィットするNEC「LAVIE Tab T12」

--軽量で持ちやすく、スマホより画面が大きいとなると、学生にとってはタブレット一択ですね。取材前に国内シェアNo.1のAndroidタブレットであるNEC「LAVIE Tab T12」を試していただきましたが、使用感はいかがでしたか。

 12.6型ワイドの画面のサイズ、先ほど僕が紹介したマルチウインドウ表示にもぴったりですね。大きくて、デザインもすごくキレイです。持ち歩いて映像授業などを見るのに十分な画面サイズなのに、軽くてびっくりしました。解像度も良いです。ほら、やっぱり爪まで見えますね(笑)。

--ディスプレイは2560×1600ドットの有機ELです。スピーカの音質も特徴で、JBL製Quadスピーカを備えています。4か所から音が出ます。

 なるほど。わ、響きますね。先日まではイヤホンで使っていたのでここまでわかりませんでしたが、音がすごく良いです!聞き取りやすい。まるで画面の中の教室にいるような臨場感がありますね。

「LAVIE Tab T12」の音質に驚くヨビノリたくみ氏

--先ほどお話しのあった、キーボード付きのカバーも装着してみますね。背面にはデジタルペン収納も付いています。指が掛かるので持ち運びも楽です。

 キーボードは薄くて打感も良いですね。着脱タイプなので、スタンドカバーと一体化していない分、キーボードを取り外し、離して利用できるのも便利だと思います。

 デジタルペンの収納部分にカバーが付いているので、ペンをなくしにくいというきめ細かな工夫もありがたいですね。ペンを使えばメモを取れるだけでなく、ディスプレイ上で動画の速度変更や停止のボタンの操作もしやすいので、タブレットでの勉強には欠かせないツールです。一方で、収納場所がなくバッグの中に落ちてしまったり、どこかに紛失してしまったりといった悲しい経験のある方も多いのではないでしょうか。タブレットの側面に収納しながらワイヤレス充電できるのも、かなり助かりますね。

「実はこの前もペンなくしたんです。これは便利ですね!」

--タブレットでの勉強法など、さまざまな気づきをいただきました。令和の学習法を実践する学生の皆さんにメッセージをお願いします。

 タブレットの魅力はサイズの豊富さにあります。置いて使用するデスクトップのPCなどと違って、手に持つものなのでちょっとした違いでも感じやすい。ぜひ自分にぴったりのタブレットと、学習動画に出会ってほしいと思います。

自分に合うタブレットで、自分に合う「教えるプロ」を持ち運ぶ時代

 映像授業のメリットは、多様なタイプの先生から、自分にぴったりな「先生」と手元で手軽に出会えるうえ、自分に合った勉強が選べて実現できるということ。学習ツールとして、タブレットを選択するメリットも極めてそれに近い。さまざまなサイズから自分に合った1台を選ぶことで、理想の学習環境を整えることができる。さらに、アナログでの学びを凌駕する、デジタルならではの機能性は、一度実感するともう元に戻れないだろう。

 2021年Androidタブレット販売シェアN0.1である、NEC「LAVIE Tab T12」は、大画面であることや操作性など、これからの学びになくてはならない要素がぎっしり詰まっている。12.6型ワイドの「LAVIE Tab T12」のほか、11.5型の「LAVIE T11」、さらに「LAVIE T8」「LAVIE T7」など、サイズも豊富にラインアップ。デジタル・ネイティブたちの「令和の学習法」にフィットする、最強の学習ツールとなるはずだ。

タブレットの魅力はサイズの豊富さ。手前からNEC LAVIE Tab T12、LAVIE T11、LAVIE T8、LAVIE T7
ヨビノリたくみ氏流「令和の学習法」を実践しやすい「LAVIE Tab T12」
ハイクオリティなディスプレイ・スピーカ搭載「LAVIE T11」
よりコンパクトで軽量の「LAVIE T8・T7」

《船田るみ子》

船田るみ子

北海道生まれ、フリーランスのコピーライターとして活動中。興味がある分野は、ニューロダイバーシティを含め教育、美術、建築、スポーツ(野球)、NFT、Web3など。企画・編集協力として、日めくり型書籍『年がら年中長嶋茂雄』(ベースボール・マガジン社刊)がある。Podcastを聞きながらのランニングが日課。

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