【GW2022】みずがめ座η流星群の極大は5/6…見ごろは6-7日の未明から明け方

 みずがめ座η(エータ)流星群の活動が、2022年5月6日の午後5時ごろに極大を迎える。見ごろは5月6日と7日の、それぞれの未明から明け方となりそうだ。

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 みずがめ座η(エータ)流星群の活動が、2022年5月6日の午後5時ごろに極大を迎える。見ごろは5月6日と7日の、それぞれの未明から明け方となりそうだ。

 みずがめ座η流星群は、毎年5月の連休の終わりごろに活動する、速度が速いのが特徴の流星群。1月の「しぶんぎ座流星群」、8月の「ペルセウス座流星群」、12月の「ふたご座流星群」は、毎年定常的に多くの流星を見せてくれる「三大流星群」と呼ばれているが、みずがめ座η流星群はこの三大流星群に次ぐ規模で毎年活動している。アストロアーツによると、みずがめ座η流星群の母天体はハレー彗星で、彗星の軌道上に残されている塵が、地球の軌道との交点付近で地球の大気に飛び込むことで、上空100km前後で発光して見える現象だという。

 国立天文台によると、17時ごろ、みずがめ座η(エータ)流星群が極大。見ごろは5~7日の未明で、1時間に5個程度の流星を観ることができるかもしれないという。月の条件は良いとしている。

 アストロアーツでは、極大時刻は17時ごろと予測しており、6日と7日それぞれの未明から明け方が見ごろだが「月明かりの影響がない好条件だが、極大から半日ほどずれた時間帯に観察することになるのが少し惜しまれる」とのこと。目にできる流星数は見晴らしの良いところで1時間あたり10~15個ほどではないかとしている。

 みずがめ座は南東にあり、放射点の高度が低い。そのため経路の長い見事な流星が出現することがあるといい、流れ星は空全体に飛ぶので広く見渡すのが良さそうだ。なお、観察に適した時刻である未明はたいへん冷え込むため、寒さへの対策を十分したうえで臨んでほしい。

《鶴田雅美》

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