【高校野球2022】出場選手の珍しい名字ランキング…岩来、鉾丸、駒寿…何と読む?

 「名字由来net」Web、「名字由来net」アプリを運営するリクスタは、出場校全49校の登録選手から「第104回 全国高校野球選手権大会出場選手の珍しいレア名字ランキングベスト30」を2022年8月10日に発表した。

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 「名字由来net」Web、「名字由来net」アプリを運営するリクスタは、第104回 全国高校野球選手権大会出場校全49校の登録選手から「第104回 全国高校野球選手権大会出場選手の珍しいレア名字ランキングベスト30」を2022年8月10日に発表した。

 「第104回全国高校野球選手権大会出場選手の珍しいレア名字ランキングベスト30」の第1位は、今大会が甲子園初出場となった帝京第五高校(愛媛県)3年生の「岩来(いわき)」内野手。「岩来」姓は、全国人数およそ10人の非常に珍しいレア名字で奈良県などにみられるという。

 第2位は、横浜高校(神奈川県)3年生の「鉾丸(ほこまる)」内野手。「鉾丸」さんは千葉県などにみられる名字で全国人数はおよそ10人。

 第3位は、星稜高校(石川県)3年生の4番「垣淵(かきぶち)」内野手。「垣淵」さんの全国人数はおよそ20人で千葉県、大阪府、奈良県などにみられる。

 第7位にランクインしたのは、鹿児島実業高校(鹿児島県)3年生の主将「駒寿(こまじゅ)」外野手。「駒寿」さんの全国人数はおよそ30人。鹿児島県におよそ20人(約67%)と、もっとも多くみられる。「駒」は馬に関連する場所や職業が語源のひとつとされ、「寿」は栄えるためにつける佳称ともいわれている。鹿児島実業高校では、その他にも第19位「赤嵜(あかさき)」投手、第27位「下清水(したしみず)」内野手、第30位「上夷(うええびす)」内野手の3名がランクインしている。

 その他、八戸学院光星高校(青森県)3年生の「洗平歩人(あらいだいあると)」投手、1年生の「洗平比呂(あらいだいひろ)」投手が兄弟揃って10位にランクイン。元中日ドラゴンズの「洗平竜也(あらいだいたつや)」選手は、両選手の父にあたる。「洗平」さんの全国人数はおよそ40人。現福島県、宮城県、岩手県、青森県を含む4県の太平洋側である陸奥国北郡洗平邑発祥ともいわれ、青森県にもっとも多いおよそ30人(約75%)みられる。

 今回ベスト30以内にランクインした選手の名字の全国人数を合計すると、およそ2,040人。昨年発表した「第103回全国高校野球選手権大会出場選手の珍しいレア名字ランキングベスト30)」にランクインした選手の名字の合計人数は、およそ2,980人、2019年に開催した「第101回大会での合計人数は、およそ3,490人となるため、例年と比べても今年は特に珍しいレア名字の選手が多い年といえるという。

 3年ぶりに一般観客を迎えての開催となった「夏の甲子園」。珍しい苗字や学校名を知ることができるのも全国各地から集まる大会ならでは。熱戦を繰り広げる選手たちのプレーといっしょに珍しい苗字にも注目してみてはいかがだろうか。


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《田口さとみ》

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