就職先や職業から大学を探せる「JOB-BIKI」公開

 廣告社は、大学選びのためのWebサイト「逆引き大学辞典」でβ版(β3.0)として公開していた検索サービス「JOB-BIKI(ジョブビキ)」を2022年12月13日に正式版として公開した。 

教育・受験 高校生

advertisement

JOB-BIKI(ジョブビキ)正式版 画面イメージ
JOB-BIKI(ジョブビキ)正式版 画面イメージ 全 6 枚 拡大写真

 廣告社は、大学選びのためのWebサイト「逆引き大学辞典」でβ版(β3.0)として公開していた検索サービス「JOB-BIKI(ジョブビキ)」を2022年12月13日に正式版として公開した。 

 既に検索可能であった155大学(最初に回答があった大学)に加えて、今回は追加で提供があった大学、短期大学および、各大学がWebサイト等に掲載している「公開情報(以降オープンデータと記載)」からデータを追加することにより、全国の大学、短期大学をあわせて516校から検索することが可能になった。

 検索したい就職先や業種等に、就職実績があるか知りたい場合はオープンデータを含む全数で検索できる。昨年(2022年卒のデータ)の実績を人数まで含めて知りたいという場合は、オープンデータを除いて検索することが可能。

 オープンデータでは、Web等で各大学が公開している情報を利用している。これらのデータには明確に直近1年間のデータとは限らないものや、人数が不明瞭な記載のものを含んでいるが、そのようなデータはオープンデータとして区別できるよう表記するとともに、オープンデータを除いた検索結果表示も可能となっている。なお、掲載不可と回答があった大学のデータは登録されていない。

 「就職先検索機能」と「大学検索機能」を利用することで就職先の企業を知り、出身大学に興味を持つ。逆に、大学から就職先の企業について興味を持つ。そういった高校生が進学先の大学と、その後の就職先について楽しみながら詳しくなり、進学先を考えるきっかけになるという。また、なりたいものが「スポーツ選手」「作家」「お笑い芸人」といった場合は「人物検索機能」が利用できる。憧れている人物の出身大学を知ることで大学に興味を持つ検索で、大学検索機能との連動により、ますます使いやすくなった。

 高校生の78.9%が大学選びに「就職に有利である」ことを重視すると「進学意識調査2021」で回答している。ところが希望する業界や就職先を見つけて、就職実績のある大学を探すことは簡単ではなかった。就職実績から大学を検索できるサービス「JOB-BIKI」では、特定の企業名を選択して、就職実績が多い順番に表示できるのが特徴となっている。

《中川和佳》

advertisement

【注目の記事】

この記事の写真

/

advertisement

特集