【高校受験2023】滋賀県公立高入試<理科>講評…幅広い知識と思考力が問われる

 2023年3月8日(水)、2023年度(令和5年度)滋賀県公立高等学校入学者選抜が実施された。京進の協力を得て、学力検査「理科」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

教育・受験 中学生
【高校受験2023】滋賀県公立高校<講評・理科>
【高校受験2023】滋賀県公立高校<講評・理科> 全 1 枚 拡大写真

 2023年3月8日(水)、2023年度(令和5年度)滋賀県公立高等学校入学者選抜が実施された。2023年3月6日に発表された全日制課程の出願者数は、学力検査定員6,286人に対し6,689人が志願し、確定志願倍率は1.06倍だった。

 リセマムは、京進の協力を得て、学力検査「理科」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

滋賀県公立高入試<理科>講評
(京進 提供)

大問1 イオン化傾向、ダニエル電池(化学) 〔やや難〕
大問2 電流と電子(物理)         〔標準〕
大問3 火山と火成岩、堆積岩(地学)    〔やや易〕
大問4 植物のつくりとはたらき (生物)   〔標準〕

 大問構成は例年と変わらず各分野から1題ずつ。小問数は例年とかわらないが、問題のページ数が少なくなっており、問題を読む量は減っている。記述解答を求める問題が34点と前年の45点から減少した。記述問題では与えられる指定語句を使って解答をつくることが多く、語句の知識は確実につけておきたい。計算問題は減少傾向。化学分野で出題されたダニエル電池などは新しい教科書から本格的に扱われるようになった内容であり、これまであまり問われることのなかった化学式や化学反応式も問われた。各大問とも、実験とその結果や調べ学習から考察できることを答える設問が多く、幅広い知識と思考力が問われている。



 このレポートは2023年3月8日(水)に、速報として京進により作成されたもの。

 京進は関西・愛知を中心に全国で学習塾、個別指導教室を展開している。最新の脳科学に基づく学習法は、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。

協力:京進

《編集部》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集