アリババグループは2023年3月13日、世界の大学生がEコマースに関する独創的なアイデアを競い合う「アリババグローバルEコマースチャレンジ2023」の受付を開始した。アリババのグローバルエコシステムについて、英語で学ぶことができる他、優勝チームに約100万円の賞金がある。
「アリババグローバルEコマースチャレンジ」は2021年より開始。世界中の大学生を対象に、Eコマースにおいてのアイデアを募集することを目的としている。アリババのグローバルデジタルコマース部門が、日々直面するビジネス課題に対し、画期的な解決策を考案することが求められる。参加者は、アリババの専任メンターやEコマースの専門家から、グローバルエコシステムについて英語で直接学ぶことができる。
2022年は、AliExpressにおいて、フランスの女性消費者層開拓、Alibaba.comに出展する日本の中小企業の悩み解決等の課題が出題された。42チームの大学生が参加し、ブラジル、フランス、日本、韓国、スペイン、米国、ベトナム等の13市場の学生から、ファイナリスト8チームが、オンラインで行われた決勝ラウンドに挑んだ。ファイナリストは、Eコマースに関連するさまざまな課題に解決策を提示し、AliExpressとAlibaba.com上級役員からの厳しい質問にも回答したという。
2023年の大会は、3月下旬から4月上旬、日本を含む東アジア、ASEAN、米州、欧州における地域予選を、オンラインにて実施する。チーム対抗戦で、イノベーション機会の特定と、創造的かつ実行可能なソリューション開発、という審査基準に基づいて評価する。地域予選を勝ち残ったファイナリストに、優勝チームは約100万円（5万人民元）、2位は60万円（3万人民元）、3位は40万円（2万人民元）の賞金がある。また、アリババのグローバルデジタルコマース部門から、内定を取得する機会が提供される。決勝ラウンドの開催地は後日発表。渡航費と大会期間中（2泊分）の宿泊費は、アリババが提供する。
応募資格は、4年制大学に在籍中、または卒業から1年以内であること。英語での会話と筆記が堪能であること。 2～4人のチームを編成後、申込みすることを推奨としている。
◆2023 アリババグローバルEコマースチャレンジ（Alibaba Global E-Commerce Challenge）
開催期間：2023年3月～4月
地域予選：3月下旬～4月上旬、決勝：4月下旬
申込期間：2023年3月10日～2023年3月22日0:59（日本時間）
開催地：予選はオンラインにて開催、決勝ラウンドは後日発表
応募資格：
・4年制大学に在籍中または卒業から1年以内であること。
・英語での会話と筆記が堪能であること。
・2～4人のチームを編成後、申込みすることを推奨
