高校生の就職を支援しているジンジブと日本金融教育支援機構は、2023年7月17日から8月19日までの夏休み期間中、計18回にわたり、高校生のためのオリジナルワークショップ「社会に出る前に知っておきたいお金のこと」を、オンラインで開催する。
2022年4月からの成人年齢の引き下げを受け、高校の授業では金融教育が必修化された。しかし、お金に関する知識や判断力に乏しい、新成人ら若年層を狙った詐欺やトラブルが増加している。誰にも相談できず、1人で抱え込んでしまうのが、この年代の特徴であり弱点でもあるという。
今年のワークショップは、お金の8つの力の1つである「使う力」をテーマに学びを深める。同時に、小学生に向けたFESコンテストの動画づくりもできるという、画期的なプログラムだ。
プログラムは日本金融教育支援機構の認定講師である高野具子氏が制作。FP相談ねっと代表 山中伸枝氏が監修。生活に身近な「おにぎり」を通じて、お金を使うことをベースに、商品や販売方法、売上などについて、幅広く学ぶ。
今回のオンラインワークショップは、国・公・私立の中学校、高等学校およびそれに準ずる教育機関等の学校現場での出張授業も可能。ジンジブが主催する国内最大級の高校生向けの合同企業説明会「ジョブドラフトFes」でも、同ワークショップの告知が行われる。中高生のうちからお金について考えるきっかけを創出し、金融リテラシーの向上を図ることで、お金に関する不安解消に貢献する。詳細は、ジンジブのWebサイトから問い合わせる。
