大学通信は2024年7月30日、「2024年有名企業400社実就職率ランキング」として、実就職率が高い国公私立100大学を一覧で公表した（7月28日現在）。3位は一橋大、4位は名古屋工業大、5位は東京理科大。1位・2位は大学通信のWebサイトで確認できる。
ランキングは、大学通信の就職者数調査に回答のあった555大学のうち、有名企業400社への実就職率が高い100大学（7月28日現在）を掲載したもの。東京大・京都大など未回答の大学は対象外、大阪公立大は統合前の大阪市立大と大阪府立大、大阪公立大の大学院修了者の実績を合計した。実就職率（％）は「就職者数÷（卒業生（修了者）数－大学院進学者数）×100」で算出。有名企業400社は日経平均株価指数の採用銘柄や会社規模、知名度、大学生の人気企業ランキングなどを参考に選定している。
上位10大学をみると、10位「大阪大学」実就職率36.2％、9位「早稲田大学」同36.7％、8位「九州工業大学」同37.1％、7位「電気通信大学」同43.0％、6位「慶應義塾大学」同43.9％、5位「東京理科大学」同44.0％、4位「名古屋工業大学」同46.7％、3位「一橋大学」同48.2％がランクインした。
前年度と比較すると、3位～10位までのうち昨年9位の「名古屋大学」が10位圏外にランクダウン。代わって「早稲田大学」が9位にランクアップした。順位の変動はあるもののそのほかは同じ顔ぶれの大学が並び、一橋大と慶応義塾大をのぞく大学は実就職率も前年度よりアップしている。
大学通信のWebサイトでは、有名企業の実就職率1位・2位のほか、100位までの大学ランキングを公開している。
