2025年3月5日(水)、2025年度(令和7年度)滋賀県公立高等学校入学者選抜が実施された。2025年3月1日に発表された全日制課程の出願者数は、学力検査定員6,253人に対して、出願者は6,563人で、平均倍率は1.05倍。
リセマムでは、京進の中学・高校受験トップシグマの協力を得て、学力検査「社会」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。
滋賀県公立高入試<社会>講評
(京進 提供)
大問1 地理「自動車の生産」 〔標準〕
大問2 歴史「日本における学問や教育について」〔やや易〕
大問3 公民「私たちの生活と経済」 〔標準〕
大問構成は例年通り地理・歴史・公民分野から1題ずつ。直近の2年に続き、字数指定のある記述問題が出題されたが、配点は昨年の20点から6点増えた。設問から条件を整理し、複数の資料を読み取って解答を作成する練習が求められる。
また、語句解答の問題では、APECや寝殿造といった教科書基礎レベルのものが問われた。教科書の重要語句については、意味や内容を理解したうえで覚えておくと、記述問題にも対応しやすくなる。
ほかにも歴史の分野では、出来事や文化、人物などを時代ごとに整理できているかが鍵となる問題が出題されている。学校の定期テストなどを通じて、知識の理解と定着を深めたうえで、資料・記述問題への対応力を高めていきたい
このレポートは2025年3月5日(水)に、速報として京進の中学・高校受験トップシグマにより作成されたもの。
京進の中学・高校受験トップシグマは関西・愛知を中心に全国で学習塾を展開している。最新の脳科学に基づく学習法は、自ら学ぶ力を育む学習法として高い効果を上げている。
協力:京進