厚生労働省が2025年3月24日に発表した第114回看護師国家試験の学校別合格者状況によると、新卒・既卒をあわせた合格率が100.0%となった大学は、防衛医科大学校や東京大学、東京科学大学など、76大学だった。
第114回看護師国家試験は、2月16日に行われた。3月24日午後2時より厚生労働省のWebサイトで受験地別に合格者の受験番号が掲示されている。
受験状況は、出願者数6万3,819人、受験者数6万3,131人、合格者数5万6,906人で、合格率は90.1%。このうち、新卒者の合格者数は5万3,718人で、合格率は95.9%だった。
学校別合格者状況によると、合格率が100.0%だった大学は76大学。このうち、合格者数がもっとも多かったのは、「順天堂大学医療看護学部看護学科」195人。ついで「藤田医科大学保健衛生学部看護学科」136人、「防衛医科大学校医学教育部看護学科」113人、「兵庫医科大学看護学部看護学科」110人など、14大学で合格者数が100人を超えた。短期大学では、4校が合格率100.0%だった。
そのほか、「東京大学医学部健康総合科学科」は合格率100%・合格者数4人、「京都大学医学部人間健康科学科先端看護科学コース」は合格率96.4%・合格者数27人、「東京科学大学医学部保健衛生学科看護学専攻」は合格率100%・合格者数54人、「大阪大学医学部保健学科看護学専攻」は合格率98.7%・合格者数77人、「九州大学医学部保健学科看護学専攻」は合格率98.5%・合格者数65人。
なお、この記事は3月24日に厚生労働省より提供を受けた第114回看護師国家試験の学校別合格者状況に基づく。