自己肯定感と主体性育成へ…兵庫県で「こども万博」

 Meta Osakaは2025年4月20日、兵庫県と連携し、子供の自己表現力と主体性を育む「ひょうごこども万博 in 淡路」を洲本市のS-BRICKで開催する。大阪・関西万博へつながる兵庫県内5地域連携プロジェクト第一弾となる。

教育イベント 小学生

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ひょうごこども万博 in 淡路
ひょうごこども万博 in 淡路 全 5 枚 拡大写真

 Meta Osakaは2025年4月20日、兵庫県と連携し、子供の自己表現力と主体性を育む「ひょうごこども万博 in 淡路」を洲本市のS-BRICKで開催する。大阪・関西万博へつながる兵庫県内5地域連携プロジェクト第一弾となる。

 このイベントは、子供たちが「夢スピーチコンテスト」で将来の夢を発表し、「こども縁日」で実際に店舗運営を体験するほか、淡路島の地域特性を生かした職業体験やメタバース技術を活用したワークショップなど多彩なプログラムで展開する。

  企画の背景には、兵庫県の小学生の自己肯定感や主体性、将来の夢や目標がある割合が全国平均を下回っているという課題がある。「令和6年度(2024年度)全国学力・学習状況調査」(文部科学省)によると、これらの項目で兵庫県は全国平均を0.5~3.3ポイント下回る結果となっている。

  「ひょうごこども万博」では、3つの柱を中心としたコンテンツを展開する。1つ目は「夢スピーチコンテスト」で、子供たちが自分の夢や将来の希望を語る場を提供する。2つ目は「こども縁日」で、子供たちが縁日の店長になって接客やサービス提供を行い、困りごとを周りと協力し自ら解決する力を養う。

 3つ目は「子ども起業家プログラム」で、さまざまな職業体験や地域経済を学ぶことで、将来の可能性を広げる。「子ども起業家プログラム」の具体的な内容としては、メタバース体験やイラストレーター体験、自然界の不思議を探求するちょうちょ博士体験などの職業体験ワークショップがある。また、淡路島の地元職人の協力を得て「吹き戻し制作体験」や「瓦絵付け体験」も実施する。子供たちは地域の伝統産業や文化に触れながら、体験後にはオリジナルのレポートを作成し、学びを形にする。なお、3月9日には「あわかん(旧淡路島観光ホテル)」の協力のもと、若旦那・若女将・魚釣り・料理人体験を実施した。子供たちは実際の現場で経済の仕組みを学び、自らの体験をレポートにまとめた。これらのレポートは4月20日のイベント当日に子供たち自身によってプレゼンテーションされる予定だ。

 こども万博実行委員会実行委員長の手塚麻里氏は「子供たちには未来に希望をもち、夢に向かって進んでほしい。多くの人や出来事と出会う中で、キッカケを見つけ、可能性を広げてほしいと願っています」と語る。

 「ひょうごこども万博」は、淡路島を皮切りに2025年10月のEXPO2025大阪・関西万博まで、兵庫県内の5地域(淡路、丹波、播磨、但馬、摂津)で開催される。来場予想は5,000名で、対象年齢は未就学児から小学生。入場料は無料(一部有料)となっている。詳細は随時ポスター、Webサイトで公開される予定だ。

《吹野准》

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