英検「準2級プラス」新設…2級との違いは?

 日本英語検定協会は、2025年度第1回の実用英語技能検定(英検)の従来型および英検S-CBT6月実施分の申込みを3月下旬より開始した。新たに導入された「準2級プラス」も申込みを受け付けている。

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英検「準2級プラス」
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 日本英語検定協会は、2025年度第1回の実用英語技能検定(英検)の従来型および英検S-CBT6月実施分の申込みを3月下旬より開始した。新たに導入された「準2級プラス」も申込みを受け付けている。

 「準2級プラス」は、高校卒業時の到達目標とされる英検2級レベルの英語力(CEFR B1)に向けて、学習者がモチベーションを維持しながら英語学習に取り組めるよう、準2級と2級の間に新設された級である。大学入試などで広く活用されている英検2級レベルの英語力へのステップとして、「準2級プラス」を効果的に活用することが期待されている。

 このたび、2級と「準2級プラス」のライティング問題(英文要約)を比較するリーフレットが準備された。「準2級プラス」のライティング問題は2級と同じ出題形式で、要約力の基礎を習得できる内容となっている。受験を検討している人は、ぜひ見比べてチャレンジしてみてほしい。また、先生には、出題レベルの把握や生徒の受験級の検討に活用することができ、教材や掲示物としても役立てることができる。

 2025年度第1回英検(従来型)の申込締切は、個人申込(クレジットカード支払い)の場合は5月7日まで、団体申込は5月2日までとなっている。また、英検S-CBTについても順次申し込みを受け付けている。コンピューターで受験できる英検S-CBTは、原則毎週土日に実施されており、1日で4技能の測定が可能である。英検(従来型)と併せて活用することができる。

《風巻塔子》

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