法務省は2025年6月9日、2025年度(令和7年度)司法書士試験の出願状況を発表した。出願者数は前年度比528人減の1万7,365人で、5年連続の増加となった。筆記試験は7月6日、口述試験は10月14日に行われる。
司法書士試験は、法律に関する高度な知識が求められる最難関国家資格の1つ。試験は年齢・性別・学歴などに関係なく、誰でも受験することができるが、過去5年間の平均合格率は4~5%となっている。法務省では例年、 5月上旬に出願、7月上旬に筆記試験、10月上旬に口述試験(筆記試験合格者のみ)を実施し、10月下旬~11月上旬に最終合格者を発表している。
2025年度は5月2日~16日に出願を受け付けた。出願者数は1万7,365人で、前年度と比べると528人増、増減率で3.1%増となった。出願者数の推移をみると、2020年度(令和2年度)1万4,431人から、5年連続で増加していることが明らかとなった。
2025年度司法書士試験は今後、筆記試験を7月6日、筆記試験の結果発表を10月2日、口述試験を10月14日に実施し、最終合格者を11月4日午後4時に発表する。