東京都「観光経営人材育成」立教など2大学が新規連携校に決定

 東京都は2025年10月10日、観光産業を担う人材育成教育プログラム開発に取り組む「大学等と連携した観光経営人材育成事業」の新規連携校を発表した。2025年度新たに連携が決まったのは、学校法人武蔵野大学(武蔵野大学)、学校法人立教学院(立教大学)の2校。

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 東京都は2025年10月10日、観光産業を担う人材育成教育プログラム開発に取り組む「大学等と連携した観光経営人材育成事業」の新規連携校を発表した。2025年度新たに連携が決まったのは、学校法人武蔵野大学(武蔵野大学)、学校法人立教学院(立教大学)の2校。

 観光経営人材育成事業は、観光関連事業者の経営力向上と観光産業の活性化を目的とした取組み。東京都は、連携大学等が開発する観光産業を担う人材育成教育プログラムの開発・実施運営・事業検証に必要な経費を支援している。

 2025年度は、学校法人武蔵野大学(武蔵野大学)、学校法人立教学院(立教大学)の2校が新規連携校に決定。事業期間は、2025年度~2027年度の最大3年間(単年度更新)。東京都は1大学あたり年間最大1,000万円を負担する。

 事業計画によると、武蔵野大学は、社会や地域の課題を主体的に捉え、観光分野における新たな協業や事業創出につなげる「需要創造型」観光経営人材の輩出を目指すプログラム「観光経営アントレプレナーの育成をめざす実践型講座」を開講予定。

 立教大学は、ホテル産業における基本構造「所有・経営・運営の分離」を理解し、人材面・運営面・資本面でのグローバル化に対応したホテル経営人材の育成プログラム「世界標準のホテル経営人材育成を目的とした教育プログラムおよび教材の開発」を計画している。

 なお、2024年度に採択された淑徳大学、武蔵野美術大学、城西国際大学の3大学は、2025年度も継続連携校として更新決定している。事業の詳細は、東京都産業労働局のWebサイトから確認できる。

《川端珠紀》

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