日本入試センターが運営する海外進学プログラムY-SAPIX Global Campus、アメリカのボーディングスクール留学支援を専門とするTriple Alpha、およびイギリスのパブリックスクールへの留学支援を行うBE Educationは、2025年12月7日にSAPIX 代々木ホールで「第2回 海外サマースクールフェア」を共催する。イギリスの名門校Charterhouseの担当者が来日し、サマースクールについて直接説明するほか、アメリカ、カナダ、スイスなど計11校の情報を提供する。
海外のボーディングスクールが開催するサマースクールは、世界中から集まる同世代の仲間との共同生活を体験できる機会である。英語でのコミュニケーションを通じて語学力を向上させるだけでなく、親元を離れて生活することで自立心を育み、多様な文化に触れることでグローバルな視点を養うことにもつながる。同フェアは、将来的に海外のトップ・ボーディングスクールへの長期留学を考えている子供たちにとって、そのトライアル体験となるサマースクール選びを支援することを目的としている。子供ひとりひとりの英語力や目的にあったプログラムを適切に選ぶための情報を提供し、その可能性を広げる手助けを目指す。
今回のフェアの目玉のひとつは、イギリスの名門9校「ザ・ナイン」に数えられ、1611年創立の歴史をもつCharterhouseから学校担当者が来日し、直接説明を行うことである。担当者は、同校で開催される「Young Learners Summer Course」の内容と魅力を詳しく解説する。
このプログラムは、歴史ある広大なキャンパスを舞台に、午前は科学、地理、歴史、文学といった主要科目に重点を置いた授業が行われ、午後はスポーツやアートなどのアクティビティを通じて、参加者同士の交流を深める構成となっている。また、BE Educationの担当者も登壇し、Charterhouseに加えて、Downe House、Sevenoaks School、Wycombe Abbey Schoolのイギリスボーディングスクール3校で開催されるサマースクールの詳細も紹介する。
アメリカ、カナダ、スイスのサマースクールについては、北米およびスイスのボーディングスクール留学を専門とするTriple Alphaが紹介する。各国の教育的な特徴を解説しながら、それぞれの国でお勧めのプログラムの魅力と内容を説明する。
たとえば、アメリカのCardigan Mountain Schoolでは、数学、科学、言語など70種類以上の科目が提供されるアカデミックなプログラムが用意されている。さらに、フェアでは具体的なプログラム紹介にとどまらず、保護者が気になる実用的な情報も提供される。航空会社が提供する子供のひとり旅サービスの内容や、現地での貴重品の管理方法など、サマースクールへ参加するうえで押さえておきたいポイントについても解説が行われる。
午前10時から始まる講演会終了後、午前11時半からは個別相談会が実施される。会場には各ブランドのブースが設けられ、参加者は自由にブースを行き来しながら、学校担当者や経験豊富な教育コンサルタントに直接相談することができる。サマースクールに関する具体的な質問はもちろん、その先の長期留学に関する相談も受け付ける。今回紹介予定の11校以外の学校についても相談や紹介が可能である。なお、会場が混雑した際には、相談時間に制限が設けられたり、後日あらためて相談予約を案内する場合があるとしている。
同フェアは、小学生、中学生、高校生およびその保護者を対象としており、参加費は無料。定員は100名で、事前の申込みが必要となる。申込締切は12月5日午後3時。海外のサマースクールやボーディングスクール留学に関心をもつ家族にとって、各国の学校情報を一度に収集し、専門家に直接相談できる機会となる。
◆第2回 海外サマースクールフェア
日時：2025年12月7日（日）10:00～14:00（開場09:30）
会場：SAPIX 代々木ホール（JR線・都営地下鉄大江戸線「代々木駅」より徒歩1分）
対象：小学生・中学生・高校生および保護者
募集人数：100名
締切：2025年12月5日（金）15:00
参加費：無料
申込方法：Webサイトより申し込む
