ニフティは2026年2月13日、子供向けサイト「ニフティキッズ」にて実施した「なりたい職業」に関するアンケート調査結果を公開した。小中学生を中心とした2,469人から回答を得た調査では、93.2%の子供が「なりたい職業がある」と回答。小学生と中学生で、なりたい職業の傾向に違いがみられた。
調査は2025年12月9日から2026年1月12日まで、「ニフティキッズ」訪問者を対象にインターネットで実施。小中学生を中心に2,469件の有効回答を得た。
「なりたい職業はあるか」という質問に対し、小学生では95.4%、中学生では89.3%が「ある」と回答した。全体では93.2%の子供が明確な職業への希望をもっていることがわかった。
なりたい職業の第1位は、小学生では「イラストレーター」、中学生では「ミュージシャン・音楽家」だった。中学生で「ミュージシャン・音楽家」は、2025年の調査では4位だったが、今回は1位となり、大幅なランクアップとなった。
小学生では「イラストレーター」に次ぎ、「VTuber」や「アイドル」が上位だった。一方、「学校の先生」「保育園・幼稚園の先生」などの教育関係の仕事は、小学生よりも中学生の方が支持を集めた。
また、ほかには、「F1レーサー」「コスプレイヤー」「宇宙系の技術職」「自衛官」「起業家」「マネージャー」など、多種多様で具体的な職業をあげる意見もみられた。
なりたいと思った理由やきっかけを聞いたところ、小中学生ともに6割以上が「好きなことだから」を選んだ。小学生の回答では、「目標にしている人がいるから」「自分に向いていると思うから」「テレビやネット、本などで見て憧れたから」などの選択肢が続くのに対し、中学生による回答では、「自分に向いていると思うから」の次に「人の役に立ちたいから」がランクインした。
ほかには、「お父さんにすすめられたから」「ママがなりたかった職業だから」「家族の夢を叶えたいから」など、家族の意向が影響しているケースもあった。
「目標にしている人がいるから」と回答した人に、目標にしている人はだれか聞いたところ、「HANAのメンバー! アイドル目指す!」「1人の時にいつも話してかけてくれる先生」「医療作品『コウノドリ』の助産師さんたち」「旅行に行った時に見たキャビンアテンダント」「東大生で司法試験に一発で受かった従兄」などの回答が寄せられた。
家族や親戚のほか、学校、病院、習い事など、日常的に訪れる場所で出会った大人をあげる意見が寄せられた。特に「優しく接してもらえた」「親身になってくれた」などの経験から、相手の職業へ憧れる気持ちが生まれやすいようだ。
また「旅行中に会ったCA」や「動物園の飼育員」をはじめ、偶然訪れた先で見かけた大人の仕事に憧れるケースもある。
身近な人物以外の例では、マンガやアニメの登場人物、芸能人、作家、配信者などの名前があがった。
「10年後(みんなが大人になるころ)、なくなってしまう職業はあると思うか」という質問に対し、「あると思う」と回答した人の割合は、全体の74.1%だった。
「あると思う」と答えた人に、なくなってしまうと思う職業はどれか聞いたところ、「翻訳家」「電車・バスの運転手」「アナウンサー・テレビキャスター」が上位を占めた。一方で「芸能人」「スポーツ選手」などの仕事は、小中学生ともに下位だった。
ほかには、「AIが得意な仕事」や「ロボットができる仕事」はなくなりそうという意見があがった。
「『仕事』とは、どんなものだと思うか」という質問では、「お金を稼ぐこと」「自分の好きなことをすること」などの選択肢を抑え、「人の役に立つこと」がもっとも支持を集めた。
ほかの回答では、すべての選択肢が当てはまると考える意見や、「人生を豊かにすること」「大変だけどやりがいを感じられるもの」などの前向きな印象を語る声もある。
ただし、なかには「生きていくための命綱」「税金を納めるためにやらなければいけないこと」と、仕事を現実的な視点から捉える人もいた。
調査結果の詳細は、「ニフティキッズ」のWebサイトで確認できる。なお、ニフティは2025年にも同様の調査を実施しており、前回の結果と比較することも可能だ。

