東京都教育委員会は2026年7月30日、2025年度(令和7年度)公立中学校等卒業者の進路状況調査の結果(速報値)を公表した。高校等への進学率は前年度比0.02ポイント増の98.45%。このうち、全日制が86.60%、定時制が3.31%、通信制が7.12%を占めている。
進路状況調査は、東京都教育委員会が毎年実施している「公立学校統計調査」のうち、2026年3月に東京都の公立中学校等を卒業した者の進路状況を取りまとめたもの。都内公立中学校605校(分校2校、都立中学校5校含む)と義務教育学校11校の計616校を対象として、2026年5月1日時点の状況を調査し、今回、速報値として公表した。
2025年度公立中学校等卒業者は前年度比274人減の7万8,627人。このうち進学者(進学者のうち就職している者を含む)は7万7,412人で、前年度に比べ248人減少した。進学率は前年度比0.02ポイント増の98.45%となった。
全日制高校(高等学校別科・高等専門学校を含む)の進学者は、前年度比114人減の6万8,090人。進学率は86.60%で、前年度より0.16ポイント増加した。進学者の内訳をみると、都内公立が3万8,525人、同私立が2万5,705人、同国立が258人、都外(他県)への進学者が3,602人。都内公立は前年度比255人減となった一方、都内私立は7人増、都外への進学者は163人増となった。
また通信制高校の進学者は、前年度比16人減の5,601人。進学率は7.12%で、前年度と同水準であった。進学率は近年右肩上がりに増えており、9年前の2015年度(2.31%)と比べると約3倍にのぼる。
このほか、定時制高校の進学者は前年度比136人減の2,604人(進学率3.31%)、特別支援学校高等部の進学者は前年度比18人増の1,117人(同1.42%)、専修学校等入学者は前年度比11人減の427人(同0.54%)。一方、就職者等は103人で全体の0.13%、在家庭者は521人で0.66%、在家庭者以外の者は156人で0.20%であった。
なお、進路状況調査の確定値および詳細については、10月下旬に小学校・高等学校・特別支援学校等の進路状況を含めて、公立学校統計調査報告書「公立学校卒業者(令和7年度)の進路状況調査編」として公表予定。

