EduLabグループの教育測定研究所は2026年8月1日、AI英語学習サービス「UGUIS.AI(ウグイス・エーアイ)」で、AIを活用した英単語学習機能「うぐ単(ウグタン)」のベータ版を無料で提供開始した。英検準1級から5級までの約5,000語を対象に、単語を「覚える」だけでなく、文脈の中で「使える」レベルまで定着させることを目指す。
英語学習では、語彙力が4技能の土台となる一方、「単語帳を何周しても、いざというときに言葉が出てこない」「覚えた単語を文脈の中で使えない」といった課題がある。また指導者にとっても、学習者それぞれの習熟度に応じた出題や、定着状況の把握には手間がかかる。
教育測定研究所は、長年培ってきた教育測定技術とAI技術を組み合わせ、こうした課題に対応する「うぐ単」を開発。「知っている」だけで終わらず、「実際に使える」語彙力の習得を目指す。
「うぐ単」は、英検準1級から5級までの厳選した約5,000語を対象とし、AIが学習者の状況に応じて単語や問題を出題する。問題形式は、英日・日英クイズ、単語の綴り(選択・入力)、語順整序、記述(空欄入力・和文英訳)など。
1つの単語について、「意味を知る・選ぶ」ことから始まり、「日本語から英語を思い出す」「スペルを書く」「文の中で正しく使う」「和文英訳する」まで、5段階の学習ステップを用意している。単語を単体で覚えるだけでなく、フレーズや文の中で理解し、実際に使えるレベルまで段階的に学習できる。
AIは学習者の実力に応じて、すでに知っていると推測される単語を候補から外し、今学ぶことで定着しやすい単語を優先して出題する。「AIおまかせモード」では級を意識せずに学習できるほか、特定の級を集中的に学ぶことも可能。
1回の学習は10問で構成され、数分程度で取り組めるため、通学・通勤の合間やレッスン前後などのすきま時間にも活用しやすい。各問題では正誤と解説をすぐに確認できる。
「UGUIS.AI」ではこれまでAIライティング学習サービスを提供しており、2026年6月には英検スピーキング対策機能の正式版もリリースした。「うぐ単」の追加により、語彙学習からライティング、スピーキングまで、英語学習を1つのサービスで支援する構成となる。
ベータ版の期間中は、UGUIS.AIに無料会員登録することで、「うぐ単」を追加料金なしで利用できる。中学生・高校生・大学生・社会人など、英検対策や英語の学び直しを目的とした幅広い利用を想定している。
学校や塾など団体での利用にも対応し、授業や課題、家庭学習などで活用できる。団体利用の詳細については問合せ窓口にて受け付けている。
教育測定研究所は今後、ベータ版の提供を通じてユーザーや教育現場からの意見を反映しながら、対応範囲や機能を段階的に拡張していくとしている。

