iPS心筋シート開発・阪大の澤氏らが発起人:問いを探究するプラットフォームが始動

 North London Collegiate School Kobe(NLCS Kobe)は2026年8月31日、「Think Net -天地之人人-(あめつちのひとひと)」の本格始動を発表した。教科書だけでは得られないリアルな知識や気づきを見出すプロジェクトで、世界で活躍するオピニオンリーダーが教育に参画する。

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Think Net -天地之人人-(あめつちのひとひと)
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 North London Collegiate School Kobe(NLCS Kobe)は2026年8月31日、「Think Net -天地之人人-(シンクネット -あめつちのひとひと-)」の本格始動を発表した。教科書だけでは得られないリアルな知識や気づきを見出すプロジェクトで、世界で活躍するオピニオンリーダーが教育に参画する。

 NLCS Kobeは、英国発のインターナショナルスクールとして、2025年9月に兵庫県神戸市にある六甲アイランドシティの「Asia One Center」にてジュニアスクール(初等部相当)を開校。英国本校の伝統的な教育指針に基づき、「学びそのものを大好きになる、志高い教育」「全人格的な成長を促す、多彩な教育活動」などを教育の柱として掲げている。2028年には、六甲山の新校舎にてシニアスクール(中高等部相当)の開校を予定している。

 NLCS Kobeによると、教育には「正解を覚える力」ではなく、自ら思考し未来を切り拓く「問いを立て、考え抜く力」が求められているが、既存の学校教育では子供たちが社会の最前線と直接つながる機会が限られているという。こうした課題に対し、行政・企業・学校といった共創パートナーと連携しながら新たな価値を生み出し、世代を超えて提供する知の循環型プラットフォームとして「Think Net -天地之人人-(あめつちのひとひと)」が構想された。

 プロジェクトの発起人は、八光エルアール代表取締役(NLCS Kobe代表)の池田浩八氏。参画メンバーは、東京大学教授・慶應義塾大学特任教授の鈴木寛氏、心臓外科の第一人者で大阪大学名誉教授の澤芳樹氏、臨済宗妙心寺派退蔵院副住職の松山大耕氏、TRADMAN'S BONSAI代表・盆栽アーティストの小島鉄平氏、茶人であり日本文化研究者の伊住禮次朗氏、世界的建築家でAMDL CIRCLEのミケーレ・デ・ルッキ氏。

 「天地之人人」が担う役割は、世界的な視野で「問い」に向き合うこと、日本文化・技術・倫理を「世界語」に翻訳すること、子供の思考を“本気で扱う”ことの3つ。おもな活動として、「知的対話(ディスカッション)」「体験型ワークショップ」「オピニオンの発信」「社会実装と循環の可能性」をあげている。

 たとえば「知的対話」では、各分野の第一線で活躍する天地之人人メンバーが集まり、正解のない課題について議論を交わす場を作り出す。「体験型ワークショップ」では、天地之人人メンバーをはじめとする国内外の有識者を迎え、子供たちと共に考え、学び、体験するワークショップを開催。NLCS Kobeとも深く連携し、未来を探究する新たな学びを実践・発信していく。

 現在予定されているイベントでは、9月5日に澤芳樹氏による特別ワークショップ「澤先生と学ぶヒトiPS細胞観察ワークショップ~未来の細胞を考えよう~」を開催。一般の参加募集・当日受付は行っていないが、イベントのようすをNLCS Kobe公式YouTube・noteなどにて発信予定。

《黄金崎綾乃》

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