ものづくりや食文化体験、49コース…あいち県民の日11/21-27

 愛知県観光協会は2026年11月21日から27日にかけて、県内の自然・歴史・風土・文化・産業を体験しながら学べるイベント「あいちの魅力発見隊」を開催する。名古屋、尾張、知多、西三河、東三河の各地域を舞台に、全49コースを実施する。

教育イベント 小学生

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あいちの魅力発見隊
あいちの魅力発見隊 全 5 枚 拡大写真

 愛知県観光協会は2026年11月21日から27日にかけて、県内の自然・歴史・風土・文化・産業を体験しながら学べるイベント「あいちの魅力発見隊」を開催する。名古屋、尾張、知多、西三河、東三河の各地域を舞台に、全49コースを実施する。

 同イベントは、愛知県内の多彩な魅力を親子で体験・学習できる機会として企画されたものだ。歴史体験やものづくり体験、工場見学、地域の食文化に触れるプログラム、専門ガイドとともにまち歩きしながら地域の魅力を再発見するツアーなど、子供から大人まで参加できる内容が用意されている。

 歴史分野では、「桶狭間合戦」や「朝日遺跡」など愛知ゆかりの歴史を学ぶプログラムが設けられている。桶狭間合戦は1560年に織田信長が今川義元を破った戦いとして知られ、現在の名古屋市緑区・豊明市周辺が舞台となった。朝日遺跡は清須市に所在する弥生時代の大規模集落跡で、国の史跡にも指定されている。こうした愛知の歴史的背景を現地で体感できる点が同イベントの特徴のひとつだ。

 伝統文化の体験プログラムとしては、「尾張七宝」や「知多木綿」などが取り上げられている。尾張七宝は金属素地にガラス質の釉薬を焼き付けて模様を表現する工芸品で、明治期には輸出品としても高い評価を得た。知多木綿は知多半島で江戸時代から続く綿織物の産地として知られ、地域の産業文化を伝える素材となっている。これらの体験を通じて、愛知の伝統産業への理解を深めることができる。

 ものづくりや産業に関するプログラムとしては、食品づくりや工場見学が用意されている。愛知県は自動車産業をはじめとする製造業が盛んな地域であり、工場見学を通じて産業の現場を直接観察できる機会は、子供たちの学習にとって有益な経験となりうる。また、SDGsをテーマにしたワークショップも実施される予定で、環境問題や持続可能な社会について考える場も設けられている。

 特別プログラムとしては、豊川稲荷の歴史と門前町を巡るツアーや、武豊線開通140周年にちなんだ企画も用意されている。豊川稲荷は愛知県豊川市に所在し、日本三大稲荷のひとつとして知られる。武豊線は東海道本線大府駅から武豊駅を結ぶ路線で、1886年に開業した東海地方最古の鉄道路線とされており、2026年が開通140周年にあたる。こうした地域固有の節目や文化的背景に着目した企画が、同イベントの多様性を支えている。

 全49コースはそれぞれ開催日・開催時間・参加費が異なり、一部のコースでは事前予約が必要となる。参加を検討する際は、各コースの詳細を事前に確認することが求められる。

 同イベントは愛知県内に住む人々だけでなく、県外からの参加者にとっても愛知の魅力を体系的に知る機会となる。学校の授業や家庭学習と連動した体験学習の場としても活用できる内容が含まれており、教育関係者にとっても参考になる取組みといえる。

◆あいちの魅力発見隊
日時:2026年11月21日(土)~2026年11月27日(金)※コースにより開催日・開催時間が異なる
会場:愛知県内各地(名古屋・尾張・知多・西三河・東三河)
対象:子供から大人まで(コースにより異なる)
募集人数:コースにより異なる
締切:コースにより異なる
参加費:コースにより異なる
申込方法:一部のコースは事前予約が必要。詳細は愛知県観光協会の案内を参照

《風巻塔子》

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