アドベンチャーワールド(和歌山県白浜町)は2026年11月4日、ジェンツーペンギンの赤ちゃんが11月2日から4日にかけて3羽誕生したと発表した。赤ちゃんはバックヤードで親鳥に育てられており、11月5日から海獣館2階の展示場前に設置するモニターで、親子の姿をリアルタイムで紹介する。
誕生した赤ちゃんの孵化時の体重は、11月2日生まれの1羽目が93.0g、3日生まれの2羽目が85.0g、4日生まれの3羽目が90.0g。今回の3羽に加え、さらに2個の有精卵が確認されており、順調にいけば計5羽の赤ちゃんが誕生する見込みだ。
3羽は現在、来園者からは見えないバックヤードのスペースで、親鳥が子育てをする「自然育雛」により育っている。子育てのようすは、館内モニターで伝えている。赤ちゃんは親鳥のおなかの下で過ごしているため、姿が見えづらい場合があるという。
ジェンツーペンギンは南極大陸周辺に生息し、体長は75cm、体重は4~6kg。頭部のヘアバンドのような模様が特徴で、泳ぎが得意なペンギンだ。仲間同士のコミュニケーションとして、お辞儀をする行動も見られる。
繁殖時には、小山や小高い丘の上に小石や枝などで巣を作り、2個の卵を産む。オスとメスが交代で卵を温める習性がある。食べ物はオキアミなどの甲殻類や魚類、イカなどで、同園ではおもにシシャモなどを与えている。
園内では、ほかの種類のペンギンも繁殖期を迎えている。11月4日の発表時点では、オウサマペンギンの赤ちゃん2羽を海獣館2階で公開。10月末に誕生したキタイワトビペンギンの赤ちゃん1羽も公開しているが、まもなく非公開エリアの親鳥のもとへ戻る予定としている。
また、アデリーペンギンとヒゲペンギンは産卵が始まっており、順調にいけば11月下旬ごろから赤ちゃんが誕生する予定。2027年1月下旬ごろには、オウサマペンギンの新たな赤ちゃんの誕生も期待されており、ペンギンの赤ちゃんラッシュが訪れている。

