Z会、学習塾大手4社とともに「次代の教育を共に拓く会」を設立
Z会グループの持ち株会社である増進会出版社は11月19日、学習塾大手4社とともに社団法人「次代の教育を共に拓く会」を設立することを発表した。
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発起人に名を連ねたのは、市進学院を展開する市進ホールディングス、第一ゼミナールのウィザス、栄光ゼミナールの栄光、東大進学会等の進学会と増進会出版社の5社。理事長には、日本教育大学院大学教授の高橋誠が就任する。11月19日の正式設立と同時に、本格的な活動を開始するという。
同会では、国際化や情報技術が進み、大きく変化している現実社会に対して、受験中心の教育だけではなく、情報力とICT力を使いこなす多彩な教育を考える必要があるとしている。
具体的な活動としては、教育講演、生徒や保護者を対象としたコンテストを実施したり、国語力検定など各種検定を共催するなど、子どもの主体性や行動力を育てる教育のあり方を提言する活動を行うとしている。
同会では、民間教育機関、学校、家庭、行政やマスコミなどと問題意識を共有し、主体的に生きる力を身に付けた、社会で活躍できる人材の育成に貢献していきたい考え。他の学習塾や業界などにも幅広く呼びかけ、参加を促していくという。
《前田 有香》
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