総務省、フューチャースクールを継続…23年度予算10.6億円
総務省は12月24日、フューチャースクール推進事業による教育分野におけるICT利活用の推進などを盛り込んだ「平成23年度総務省所管予算(案)の概要」を公開した。
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総務省が進めるフューチャースクール推進事業は、11月に行われた政府の事業仕分けにおいて廃止判定がなされ存続が危ぶまれていたが、最終的に10億6,000万円が盛り込まれた。ICTを活用し、子ども同士が互いに学び合い、教え合う「協働教育」の実現などに向け、フューチャースクール推進事業実施校の校種等を一部拡充するとしている。
参考資料として付記された「事業仕分け第3弾(後半)の評価結果の23年度予算案への反映状況」によれば、23年度の要求額として7億円を要求した同事業の存続分については、文科省事業と十分連携することとしたうえで事業内容を絞り込み、5億4,000万円へ縮減。また特別枠要望分については、校種、校数の相当の絞り込みを行うとし、5億2,500万円が計上されている。
《田崎 恭子》
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