アウディがカーボン製スキーを開発
アウディがカーボンファイバー製のスキーを開発した。レーシングカーの技術を展開したものだ。プロトタイプはすでに完成し、2011/12年シーズンからの市販が予定されている。
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『アウディ・カーボンスキー』のデザインと開発を手がけたのはアウディ・コンセプト・デザイン・ミュンヘンだ。スキーは洗練されたスポーツ用具であると同時に、高度な美学を要求される製品でもある、とアウディは考えるからだ。
カーボンが自動車では高性能車両に用いられるように、カーボンスキーもトップスキーヤーの使用を想定している。アウディでは、カーボンスキーは軽量で耐久性があり、柔軟性と剛性とのバランスに優れるとする。
カーボンスキーの長さは170cm、重量は1550gで、従来の同等のモデルと比べて約200g軽くなった。板本体の重さは960gだ。モーグル斜面ではコブにグリップできる柔軟性を備え、いっぽうアイスバーンではスチールエッジがグリップを失わないよう、ねじり剛性を保持するという。
カーボンスキーの開発には、スキー用品スペシャリストのHEAD(ヘッド)とドイツ・スキー協会が協力した。
《高木啓@レスポンス》
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