【中学受験】2011年度塾別合格数…上位層に大きな動き
首都圏の中学校もほぼ終了し、入学手続きを終え、入学説明会の時期に入った。この連休には多くの学校で繰り上げ合格等による移動があったようで、進学塾の合格速報も日々更新されていた。
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
リセマムでは2月5日時点の、日能研、サピックス小学部(SAPIX)、早稲田アカデミーの速報に基づき、【中学受験の塾選び-2】首都圏人気塾の合格力で紹介した難関校の数値を、速報と昨年実績(確定値)で比較した。ここではその後に合格発表が行われた慶應義塾中等部を加え、現時点での最新情報をまとめる。
まず、慶應義塾中等部であるが、昨年同様にSAPIXがもっとも多くの合格者を出した。早稲田アカデミーはこれに続き、昨年より数は増やしたものの、SAPIXの半数以下にとどまっている。
特筆すべきはSAPIXの開成で、5日の206名より15名伸ばし、14日時点では221名で昨年より31名増という飛躍をみせている。SAPIXは筑駒、麻布、栄光でも昨年より大きく数を伸ばしている。
ほかに、5日の発表から大きく動いているのは日能研のフェリス。8名増の88名となっており、昨年実績まであと1名となった。
塾により会員数など条件の違いがあるため、単純に数のみで合格力の比較はできないが、一つの参考にしていただきたい。日能研は2月14日14時30分、SAPIX(在席4,599名)は2月14日9時、早稲田アカデミー(在席約3,850名)は2月12日18時時点の発表にもとづき掲載した。5日より変更のあった箇所はセルに青色をつけた。
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