東京都、児童・生徒の運動能力の調査分析結果を公開
東京都は5月26日、「平成22年度東京都児童・生徒の体力・運動能力、運動習慣等調査の結果について」発表した。
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調査対象は、小学校第5学年児童56,125人(1,311校)、中学校第2学年生徒41,922人(630校)、調査項目は「体格」「実技に関する調査」「運動・スポーツの実施頻度等」で、児童・生徒に対する調査と学校に対する調査になっている。調査時期は平成22年10月〜11月末。
調査結果は、都道府県別に比較した「体力合計点の平均値推移」のほか、「体格、体力・運動能力の調査結果からみた東京都の児童・生徒の特徴」や「児童・生徒および学校への質問紙調査からみた東京都の児童・生徒の特徴」などが掲載されている。
調査分析から得られた東京都の児童・生徒の課題として、「反復横とび、持久走、20メートルシャトルランおよびボールを投げる力が弱い」「土曜日や日曜日に運動・スポーツに取り組む機会が少ない」「家庭や地域で運動・スポーツに取り組む機会が少ない」などが挙げられている。
東京都ではこの課題をふまえ、今後の取組として持久力の向上や継続的な体力向上の取り組みを推進し、学校以外での運動やスポーツ活動を促進していくとしている。
《前田 有香》
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