KDDI、横浜市の小学校でAndroidタブレットを用いたトライアルを実施
KDDIは7月6日、文部科学省の「教育の情報化ビジョン」に基づく教育の情報化事業への取り組みについて発表した。
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
この取組みでは、同社の「マルチユース」「マルチネットワーク」「マルチデバイス」を掲げる「3M戦略」に則り、教育現場における学習環境や個人の能力・目標など、さまざまな状況に適したコンテンツを、最適なデバイス、快適なネットワーク環境で提供していくとしている。
取組みの第1弾として、今年10月から神奈川県横浜市立白幡小学校においてAndroidタブレット端末を利用したトライアルを実施するという。同社が、タブレット端末(MOTOROLA XOOM Wi-Fi)100台および、ネットワーク・サーバー機器を提供し、コンテンツは小学館の提供するデジタル算数ドリル教材を使用する。
個人の学習進度に応じた基礎学習の実証では、同校の4年生全員(3クラス、101名)を対象に、週1回15分、朝の勉強時間にタブレット端末を用いた反復学習を行うという。また、映像ツールを利用した協働学習、タブレット端末を用いたアンケートツールの検証も、4〜6年生中心にクラス単位で実施するとしている。
さらに5年生を対象に、教師向け授業用デジタル教材を提供し、その評価を行うという。
トライアルの実施期間は10月〜来年3月を予定。期間の延長も検討するとしている。
《田崎 恭子》
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