樟脳の不思議を学ぶ…京大理学部「親子理科実験教室」10/30
京都大学理学部では、10月30日に開催する「親子理科実験教室」の参加者を募集している。
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同イベントは、NPO法人知的人材ネットワーク・あいんしゅたいんとの共催で行われる今年度の特別企画の第2弾。今回は、元京都市青少年科学センター指導主事の杉原和男氏を講師に迎え、「樟脳(しょうのう)」をテーマとした実験工作に取り組むという。
クスノキより得られる防虫剤の樟脳は、かつては「樟脳ボート(樟脳船)」という日本独創の科学おもちゃとしてお祭りの夜店などで売られるなど、子どもたちにとっても身近な存在であったという。杉原氏は、この樟脳ボートを改良し、大型かつ高速で長時間走行の可能な「NEW樟脳ボート」として蘇らせることに成功したという。
実験教室では、このNEW樟脳ボートの遊びを楽しみながら、日本の化学産業の礎となった樟脳の歴史的背景についても学んでいくという。
対象は小学4年生から6年生とその保護者。受講料は4,000円(材料費・教材費・保険加入費込)。参加申し込みはホームページの専用フォームより、先着順で受け付けている。
◆2011年親子理科実験教室(特別企画 第2弾)
実験テーマ:スイスイゆらゆら「NEW樟脳ボート」…樟脳の不思議
開催日時:10月30日(日) 10:00〜12:00
場所:京都大学理学部セミナーハウス
対象:小学4年生〜小学6年生(保護者同伴)
募集人数:定員42名(定員に達し次第、締め切ります)
受講料:4,000円(材料費・教材費・保険加入費込。使った実験道具は持ち帰りとなる)
申込:NPO法人あいんしゅたいんのホームページ内のフォームより
《田崎 恭子》
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