東芝、液晶テレビ「レグザ」の4シリーズ11機種発表

 東芝は13日、液晶テレビ「REGZA(レグザ)」の新製品として、進化した高画質化技術採用の「Z3」や同3D対応「ZP3」など4シリーズ11機種を発表した。価格はオープン。

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3D対応「ZP3」シリーズの42型「42ZP3」
3D対応「ZP3」シリーズの42型「42ZP3」 全 5 枚 拡大写真
 東芝は13日、液晶テレビ「REGZA(レグザ)」の新製品として、進化した高画質化技術採用の「Z3」や同3D対応「ZP3」など4シリーズ11機種を発表した。価格はオープン。

■「CEVO」と「レゾリューションプラス7」搭載で3D対応の「ZP3」シリーズ……42/37型

 高画質映像処理システム「レグザエンジンCEVO」とカラーテクスチャー復元技術を採用した「レゾリューションプラス7」を搭載。新開発のLEDバックライト付きIPS倍速フルHDクリアパネルを組み合わせることで、高画質での映像視聴を可能とした。さらにバックライトスキャン対応「アクティブスキャン240」の採用で、毎秒240コマ相当の動画応答性となっている。

 また、ネットワークにつながる「レグザ」やスマートフォン、Blu-rayディスクレコーダー「レグザブルーレイ」などと連携する「レグザリンク・シェア」という新たな視聴スタイルに対応。DTCP-IP対応のコンテンツサーバー機能を持ち、USB外付けHDD内の録画番組をネットワーク経由で他の「レグザ」やスマートフォン、「レグザブルーレイ」に配信可能。「レグザAppsコネクト」に対応し、「REGZA Phone」で撮影した写真をテレビ再生できるほか、Windows 7搭載PCからの「リモート再生」も利用できる。

 地デジ×3/BS・110度CS×2のデジタルテレビチューナーを搭載し、USB外付けHDDへの番組録画に対応。地デジ番組を視聴しながら同時に2番組をUSB外付けHDDに録画できる。さらに、高画質「シアターグラス3D」に対応し、クロストーク(映像の重なりによるボケ)を抑えた明るい3D映像を大画面で視聴することが可能となっている。

 おもな仕様として、解像度は1,920×1,080ピクセルのフルHD、通常コントラスト比は1,600:1でダイナミックコントラスト比は200万:1、スピーカーは10W×2、インターフェースはHDMI×4/D5/光デジタル音声/USB×2/LAN/ヘッドホンなど。

 42型「42ZP3」は、10Wのサブウーハー付き、スタンド付き本体サイズが幅101.7×高さ69.4×奥行き25.4cm(スタンド除く奥行き3.3cm)、重さが未定、販売開始が11月中旬、予想実売価格が250,000円前後。

 37型「37ZP3」は、スタンド付き本体サイズが幅90.5×高さ62.8×奥行き20.8cm(スタンド除く奥行き3.4cm)、重さが未定、販売開始が11月中旬、予想実売価格が210,000円前後。

■「CEVO」と「レゾリューションプラス7」搭載の「Z3」シリーズ……47/42/37型

 「ZP3」シリーズと同様で3Dに非対応のモデル。「レグザエンジンCEVO」と「レゾリューションプラス7」を搭載し、「レグザリンク・シェア」に対応。地デジ×3/BS・110度CS×2のデジタルテレビチューナーを搭載し、USB外付けHDDへの番組録画に対応する。

 おもな仕様として、解像度は1,920×1,080ピクセルのフルHD、通常コントラスト比は1,600:1でダイナミックコントラスト比は200万:1、スピーカーは10W×2、インターフェースはHDMI×4/D5/光デジタル音声/USB×2/LAN/ヘッドホンなど。

 47型「47Z3」は、10Wのサブウーハー付き、スタンド付き本体サイズが幅112.7×高さ75.6×奥行き25.4cm(スタンド除く奥行き2.9cm)、重さが21kg、販売開始が10月上旬、予想実売価格が320,000円前後。

 42型「42Z3」は、10Wのサブウーハー付き、スタンド付き本体サイズが幅101.7×高さ69.4×奥行き25.4cm(スタンド除く奥行き3.3cm)、重さが15.5kg、販売開始が10月上旬、予想実売価格が220,000円前後。

 37型「37Z3」は、スタンド付き本体サイズが幅90.5×高さ62.8×奥行き20.8cm(スタンド除く奥行き3.4cm)、重さが12.5kg、販売開始が10月上旬、予想実売価格が180,000円前後。

■シングルの地デジチューナーを搭載した留守録対応モデルでLEDバックライト採用「B3」シリーズ……40/32/26/22/19型

 9月発売の「BC3」シリーズと同様、シングルの地上・BS・110度CSデジタルテレビチューナーを搭載。USB外付けHDD接続に対応し、番組録画が可能だが、番組録画中に別番組を視聴することはできない(録画中の番組を同時に視聴することは可能)。「BC3」シリーズとの違いは、バックライトにLEDを採用する。

 番組視聴中にリモコンボタンを押すと、画面を一時停止して同時に録画を開始し、再びボタンを押すと録画を開始したシーンから再生されるという「ちょっとタイム」機能を搭載。ニュース番組を自動録画し、放送のたびに以前録画した回を自動削除する「今すぐニュース」機能を備える。また、スマートフォンやタブレットPCなどと連動してアプリケーションを利用できる「レグザAppsコネクト」に対応する。

 映像処理エンジン「レグザエンジン」と超解像技術「レゾリューションプラス4」を搭載。インターフェースはHDMI×2/D5/光デジタル音声/USB/LAN/ヘッドホンなど。重さは未定。

 40型「40B3」は、VA方式の倍速LEDパネルを採用し、解像度は1,920×1,080ピクセルのフルHD、ダイナミックコントラスト比は200万:1で通常コントラスト比は5,000:1、内蔵スピーカーは10W×2、スタンド付き本体サイズが幅101.7×高さ69.4×奥行き25.4cm(スタンド除く奥行き3.3cm)、販売開始が11月上旬、予想実売価格が120,000円前後。

 32型「32B3」は、IPS方式の倍速LEDパネルを採用し、解像度は1,366×768ピクセル、ダイナミックコントラスト比は200万:1で通常コントラスト比は1,200:1、内蔵スピーカーは10W×2、スタンド付き本体サイズが幅74.6×高さ51.5×奥行き18.8cm(スタンド除く奥行き5.3cm)、販売開始が11月上旬、予想実売価格が75,000円前後。

 26型「26B3」は、IPS方式の倍速LEDパネルを採用し、解像度は1,366×768ピクセル、ダイナミックコントラスト比は200万:1で通常コントラスト比は1,000:1、内蔵スピーカーは5W×2、スタンド付き本体サイズが幅65.1×高さ46.2×奥行き18.5cm(スタンド除く奥行き4.9cm)、販売開始が11月上旬、予想実売価格が70,000円前後。

 22型「22B3」は、IPS方式の倍速LEDパネルを採用し、解像度は1,366×768ピクセル、ダイナミックコントラスト比は200万:1で通常コントラスト比は1,000:1、内蔵スピーカーは3W×2、スタンド付き本体サイズが幅53.9×高さ39.7×奥行き21.8cm(スタンド除く奥行き4.9cm)、販売開始が11月上旬、予想実売価格が60,000円前後。

 19型「19B3」は、IPS方式の倍速LEDパネルを採用し、解像度は1,366×768ピクセル、ダイナミックコントラスト比は200万:1で通常コントラスト比は1,000:1、内蔵スピーカーは3W×2、スタンド付き本体サイズが幅45.9×高さ34.7×奥行き13.4cm(スタンド除く奥行き4.9cm)、販売開始が11月上旬、予想実売価格が50,000円前後。

 ただし、26/22/19型は本体カラーがブラック/ホワイトの2色を用意し、19型ホワイトのみ販売開始が11月中旬。

■シングルの地デジチューナーを搭載した留守録対応モデル「BC3」シリーズ……40型を追加

 9月発売の「BC3」シリーズの40型モデル。32型「32BC3」と合わせて「BC3」シリーズは2サイズのラインアップとなる。「B3」シリーズと同様で、バックライトがLEDではなく冷陰極蛍光管(CCFL)となる。

 おもな特長は「32BC3」と同じで、シングルの地上・BS・110度CSデジタルテレビチューナーを搭載し、USB外付けHDDへの番組録画に対応。「ちょっとタイム」「今すぐニュース」「レグザAppsコネクト」の各機能を備える。ただし、「32BC3」はIPSパネルだが、40型はVA方式の倍速パネルとなる。

 液晶解像度は1,920×1,080ピクセルのフルHD、ダイナミックコントラスト比は50,000:1で通常コントラスト比は5,000:1)、インターフェースはHDMI×2/D5/ビデオ/光デジタル音声/LAN/USB/ヘッドホンなど。スピーカーは10W×2、スタンドを含む本体サイズは幅97.6×高さ66.5×奥行き24.7cm、重さは未定。販売開始が11月上旬、予想実売価格が110,000円前後。

東芝、液晶テレビ「レグザ」の4シリーズ11機種……3D/外付けHDD録画対応モデルなど

《加藤@RBB TODAY》

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