「激しい雨」「猛烈な雨」人への影響やイメージ…気象庁
ゲリラ豪雨、台風と、各地に被害をもたらす雨。雨の振り方には「強い雨」「激しい雨」「猛烈な雨」などの表現があるが、これらはどのように定義されているのだろうか。
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ゲリラ豪雨、台風と、各地に被害をもたらす雨。雨の振り方には「強い雨」「激しい雨」「猛烈な雨」などの表現があるが、これらはどのように定義されているのだろうか。
気象庁は「気象等の知識 > 予報用語 > 雨と風の表」で、「雨の強さと降り方」に関する説明をしている。
たとえば、1時間の雨量が10ミリ以上20ミリ未満の場合は「やや強い雨」で、人の受けるイメージは「ザーザーと降る」、人への影響は「地面からの跳ね返りで足元がぬれる」、木造住宅の屋内では「雨の音で話し声が良く聞き取れない」などとされている。
では、近年よく耳にするようになった「猛烈な雨」とはどんな状態を指すのだろうか。これは、1時間の雨量が80ミリ以上で、人の受けるイメージは「息苦しくなるような圧迫感がある。恐怖を感じる」、人への影響は「傘はまったく役に立たなくなる」、木造住宅の屋内では「寝ている人の半数くらいが雨に気がつく」のだという。
ちなみに、「強い雨(20ミリ以上30ミリ未満)」や「激しい雨(30ミリ以上50ミリ未満)」以上の雨が降ると予想されるときは、大雨注意報や大雨警報が発表され、「強い雨」で「寝ている人の半数くらいが雨に気がつく」、「非常に激しい雨(50ミリ以上80ミリ未満)」で「傘はまったく役に立たなくなる」と説明されている。
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