大阪教育大、小学校〜大学までの学習ノートをクラウドに蓄積
朝日ネットは9月21日、大阪教育大学において「マナバ フォリオ」を活用し、学習の成果物をeポートフォリオとして蓄積する取組みを開始したと発表した。
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マナバ フォリオは、クラウドサービスで提供される教育機関向けのポートフォリオシステム。大阪教育大学では、小学校入学から大学卒業までのすべてのノートや実験記録、学習プリント、図画工作などの作品をデータ化してポートフォリオに蓄積・長期保存することで、学習の振り返りに役立てる計画だという。
小学校から大学までの学習成果を経年的に蓄積していくことで、その過程を評価するとともに、教職員間の情報共有や、客観的評価に結びつけていくという。
取組みの第1弾として、大阪教育大学附属の小学校で、児童の学習ノートをポートフォリオに蓄積する作業を開始。学習ノートに貼られた二次元コードをスキャナで読みとることで各児童を識別し、それぞれのポートフォリオに、スキャンデータが蓄積されていく仕組みだという。
朝日ネットでは、9月21日・22日に東京国際フォーラムにて開催される「イノベーション・ジャパン 2011-大学見本市」において、この取組みの様子を紹介する予定だという。
《田崎 恭子》
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