人工頭脳プロジェクト始動「ロボットは東大に入れるか」12/4
国立情報学研究所(NII)は11月7日、「人工頭脳プロジェクト」のキックオフシンポジウム「ロボットは東大に入れるか」の開催について発表した。
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人工頭脳プロジェクトは、1980年以降細分化された人工知能分野を再統合し、新たな地平を切り拓くこと目的に発足。NIIが中心となり、若い人たちに夢を与えるプロジェクトとして活動していくという。
同プロジェクトでは、具体的なベンチマークとし2016年までに大学入試センター試験で高得点をマークすること、また2021年に東京大学入試を突破することを目標に掲げており、これまでの技術を集積し精度を高めながら、国際連携も視野に入れた研究活動を行うとしている。
12月14日に学術総合センタービルで開催するキックオフシンポジウムでは、公立はこだて未来大学教授の松原仁氏による「人工知能のグランドチャレンジ-チェス、サッカー、クイズから東大入試へ-」と題した基調講演のほか、NIIの研究者による同プロジェクトの説明が予定されている。
また第2部では、作家の瀬名秀明氏を司会に迎え、研究者らとともに語り合うパネルディスカッション「知性と知識のはざまで」が行われる。
参加費は無料。申し込みはホームページの専用フォームにて受け付けている。
◆国立情報学研究所「人工頭脳プロジェクト」キックオフシンポジウム
「ロボットは東大に入れるか」
日時:12月14日(水)13:20〜17:30
会場:学術総合センター 一橋記念講堂(東京都千代田区一ツ橋2-1-2)
主催:国立情報学研究所
後援:情報処理学会、人工知能学会、言語処理学会、日本ロボット学会
協力:ベネッセコーポレーション、東京書籍、Wolfram Research、ジェイシー教育研究所
《田崎 恭子》
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