【入試直前】大手塾に聞く2012年中学受験1/3…どうなる2012年入試
年が明けると、いよいよ中学受験が本番を迎える。入試直前、首都圏・関西圏の中学受験で実績のある大手塾に、2012年の中学受験について聞いた。
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東京・神奈川の中学入試解禁日の2月1日まで残り50日を切った。関西圏では1月14日から、埼玉では1月10日から、千葉では1月20日から入試が始まる。地方の私学が首都圏の会場で行う「出張入試」は1月上旬にスタート。2月1日が本命の受験生も、多くは1月にも受験をすると考えると、受験本番まであと約20日ということになる。
◆受験者数は減少し、チャンスが広がる
受験者数については、4塾とも「減少する」と予測する。すでに、少子化、不況の影響で2009年以来、中学受験者数は減少に転じているが、今年は震災の影響で、遠距離通学で私学に通わせたくないと思う保護者が増え、結果的に中学受験者数がさらに減少するという。この状況は、当然ながら、「受験生にとっては、ライバルが減る分、第一志望校への合格可能性が高まる」(栄光ゼミナール)と歓迎されている。
加えて、各私学では、受験生確保のため試験回数を増やすところも出てくるようだ。たとえば関東では「桐朋女子や明治学院などが試験回数を増やす」(栄光ゼミナール)、関西では従来では実施しなかった難関校でも「西大和学園中、清風中などが午後入試を、同志社香理中が後期日程を追加。洛星中が専願・併願の別を設ける」(浜学園)という変化がある。受験生にとっては、よりチャンスが広がることになる。
◆人気校は相変わらず厳しい状況
しかし、「進学実績が良い私学、ブランド校、公立の中高一貫校、大学付属校など付加価値の高い学校は相変わらず人気で、厳しい状況は続く」(サピックス)という見方もある。
それでも、入試回数や午後入試が増えることは、併願作戦を組むうえでも歓迎すべき状況だ。1日、2日の午後に安全校を組み込み、3日の午前、午後に安全校とチャレンジ校のダブル受験という作戦も可能になってくる。
一方で、かさむ受験料や長引く受験を嫌ってか、何校も併願するのを避ける傾向も見られる。「2011年入試では、一般的に、前受け(お試し受験)が減り、2月受験も早めに切り上げるケースが増えた」(希学園)という。
ただし、難関校を狙う層や、もともと受験に対しモチベーションの高い層では、「従来どおり1月入試に始まり、2月6日、7日までチャレンジする子は健在」(希学園)だ。
◆取材協力塾(50音順)
・栄光ゼミナール
http://www.eikoh-seminar.com/
・サピックス小学部(SAPIX)
http://www.sapientica.com/
・希学園
http://www.nozomigakuen.co.jp/
・浜学園
http://www.hamagakuen.co.jp/
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