【サピ卒母1年前】冬期講習から正月特訓へ…これだけ頑張ったんだ!
この冬期講習、ひたすら最終的な確認作業と復習に費やされ、生徒さんたちのラストスパートを助けるのが目的ですが、もう1つ、隠された目的があるのをご存じですか?
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この冬期講習、ひたすら最終的な確認作業と復習に費やされ、生徒さんたちのラストスパートを助けるのが目的ですが、もう1つ、隠された目的があるのをご存じですか? と言っても、ひそやかに囁かれているだけで、あくまで噂話の域を出ないのですが…。その目的とは、「親を休ませてくれること」!
別に自分が勉強するわけでもないのに、受験生の親は不思議と心労が溜まります。年末年始はただでさえ非日常的で疲れるうえ、子どもの顔色をうかがいながら、健康管理や勉強のフォローなど、本当に気疲れするものです。けれど、1月以降は怒涛の受験ラッシュ。今、休んでおかないと、年明けにゆっくりする時間はなかなか取れなくなってしまいます。そんな状況をおもんばかり、塾の先生方はこの年の瀬に、一日中子どもたちを預かって、親たちにひとときの息抜きタイムを与えてくれるというのです。
私は去年、お言葉に甘えて、冬期講習中のある一日、友人とのんびりお茶したりしました。「勉強しなくて困っちゃう…」とか「成績伸びなくても全然気にしないのよねー」などと愚痴ったり笑ったりするうちに、ずいぶんリフレッシュできたのを覚えています。皆さんも是非、この貴重な時間をひとときの休息に当てて、リフレッシュしてみてはいかがでしょうか。
そして…冬期講習が終わると、元旦二日とお休みした後は正月特訓。まさに“佳境!”という感じです。寒い中のハードな日々で、しんどいと思うこともあるかもしれません。けれど、1月からは埼玉県の入試が始まるわけで、この冬期講習と正月特訓を終えた流れで受験できるのは、子どもたちにとっては良いペースメイクになるのでは、と思います。まる一日、塾の椅子に座り続けているよりは、4教科のテストを受ける方が楽に感じる子も多いですし、適度な移動時間が気分転換になったりもするでしょう。
何より、「これだけ頑張ったんだ!」という気持ちが薄れないうちの受験は強いと思います。里帰りのために、正月特訓はお休みされる方も中にはいらっしゃいましたが、できるなら、参加しておくことをお勧めします。
ここまできたら、もう「できることはすべてやった!」と思って、あまりジタバタするのはやめてしまいましょう。最終チェックは塾にお任せして、家ではとにかく滋養強壮! 規則正しく、快食快眠。来たるべき受験日に、元気で、いつも通りの力を発揮できるように臨むのが最優先です。とかく精神的に不安定になりがちな子どもたちを支えるのは、他でもない、ご両親でしょう。ここはひとつ、お子さんが赤ちゃんだった頃の写真でも眺めて、おおらかな気持ちで声掛けしてみてください。
◆中学ではいま
冬休みに入りました。受験生だった去年の年の瀬と比べると、なんとものどかな日々。友達と遊びに出たり、親戚の家へ行ったり、スキー合宿に参加したり…。受験生にとってはある意味“苦しい”冬でしょうけれど、苦があるからこそ楽しいことがより楽しく感じられるのかもしれません。どうぞ、充実した冬休みを過ごされ、よいお年をお迎えくださいませ。
《ハル うらら》
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