第70回「全日本学生児童発明くふう展」の入選作品決定
社団法人 発明協会は2月15日、「第70回全日本学生児童発明くふう展」の受賞者を発表した。第70回となる今回は、各都道府県の発明協会等より778件の推薦があり、審査の結果、152件の入選作品が決定したという。
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同協会では、次代を担う児童・生徒にモノづくりを通じて創作する喜びや発明のくふうの楽しさを体験し、創造性を育てることを目的に「全日本学生児童発明くふう展」を開催している。
第70回となる今回は、各都道府県の発明協会等より778件の推薦があり、審査の結果、各賞の入選作品が決定したという。
恩賜記念賞には、我孫子市立根戸小学校5年生・清水柊平くんの「全自動!段差を乗りこえるロボット」が選ばれた。この作品は、段差を全自動で乗り越えて進むことができる6輪駆動のロボット。前輪、中輪、後輪の前に取り付けた触覚センサーで段差を検知すると車輪を順番に持ち上げて段差を乗り越える。触覚センサーは、マイクロスイッチにペットボトルの弾力性のある素材を使い作成している。
また、特別賞として内閣総理大臣賞には古河市立古河第三小学校3年生・後藤夏南さんの「地しんだ鈴(りん)」が選ばれた。文部科学大臣賞には、金沢大学附属中学校3年生・ラティフ亜門さんの「地球を涼しくするアスファルト」、経済産業大臣賞には、室蘭市立水元小学校5年生・大鎌空さん、澤田海さんの「赤外線リモコン二輪ロボ」、特許庁長官賞には、福岡県立福岡工業高等学校3年生・城野祥慶さん、西野佑希さん、芦原将和さんの「交通案内する光通信信号機と携帯受信機」など14件が選ばれた。奨励賞は22件、入選は115件と計152件が入賞した。
審査委員長の東京工業大学名誉教授・清水康敬氏は選評として、「今回は、東日本大震災の経験を踏まえた防災や節電に関連した作品が多く見られ、子どもたちが社会のニーズを敏感に感じ、学生児童らしい豊かな発想で作品を考えていました。審査会では多くの魅力的な作品の説明を受けながら質問を交えて、慎重に審査をしました」とコメントし、この全国的な取組が今後の日本の発展に大いに寄与されることを期待するとしている。
なお、全入賞作品は3月27日から31日まで、科学技術館(東京・北の丸公園)において展示される予定。
◆第70回「全日本学生児童発明くふう展」展覧会
会期:3月27日(火)~3月31日(土)9時~17時(最終日は16時まで)
会場:東京・北の丸公園 科学技術館1階(東京都千代田区北の丸公園2-1)
《前田 有香》
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