ビジネススクール卒業生の95%以上がプラス評価、平均26%の年収Up
グロービス経営大学院は、卒業生の成長や活躍を明らかにし、同校のMBAプログラムの効果を把握するために卒業生に対してアンケートを実施した。
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
アンケートでは、入学時から現在までの給与や処遇の変化、ビジネスでの実績、当校MBAプログラムがビジネスにどのように役にたっているのかなどを聞いた。
欧米のビジネススクール(MBA:経営学修士の学位を授与している大学院)への進学を検討する際は、Business Week、Financial Times、Wall Street Journalなどのマスメディアのランキングを参考にすることが可能だが、国内のビジネススクールに対してのランキング情報は現時点では存在しない。そこで、国内MBAの検討者に対して、ビジネススクールを比較検討する際の定量的な情報提供の一環として、今回のアンケートを実施した。
調査の結果によると、「処遇・キャリア上で良い変化があった」と回答した人が、回答者全体の95%近くにのぼった。卒業生が得られた最も大きな変化項目は「年収が増加した」であり、「昇進した」「特別な実績をあげた」と続いている。たとえば、入学時と現在の年収比較では平均で26%ほど伸びており、役職に関しては有効回答数を母数とした役員以上の割合が、入学時が7.6%だったのに対して、現在では22.1%まで拡大した。
こうしたキャリア変化の実例について、自由回答に挙げられたコメントによれば、「入学時は海外営業を担当していたが、新規事業・ベンチャー投資を行う部門への社内公募があり、審査を経て配属された。経営やファイナンスに関する基本知識を習得していることが評価された」「自分の更なる成長に向けて戦略コンサルティングファームへの転職を実現させた」などがあったという。
またグロービスのMBAがどのようにビジネスに役に立っているのかについては、「特に事業や組織変革系の科目での学びは、実際に社員・関係部署とコミュニケーションを取る際、相手の反応を予測する際に役に立っている」「使命感を持って活躍されている人々との出会いを通じて、キャリアの捉え方に良い刺激を受けた」等のコメントが寄せられた。
グロービス経営大学院は、入学者数414名(2012年)を持つ、国内最大規模の経営大学院。知識や能力だけではなく、高い使命感や志、人間力を持ったリーダーの育成を理想とし、「自らの能力を開発すること」「人的ネットワークを構築すること」「自らの生き方を発見し、志を磨いていくこと」を教育理念に掲げている。今春は東京、大阪、名古屋に続く4番目のキャンパスとして仙台校を開校した。
ビジネススクール卒業生の95%以上が処遇・キャリア面でプラス評価……グロービス経営大学院調べ
《編集部@RBB TODAY》
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